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開く最終更新日:(公開日:2026年9月22日)
国の電気・ガス料金支援は、2026年9月使用分でいったん終わり、10月・11月使用分には値引きがありません。2026年12月使用分から再び実施され、低圧の電気は12月使用分が1kWhあたり1.0円、2027年1月・2月使用分が4.5円の値引きです。申し込みは要りません(2026年11月5日時点)。この値引きとは別に北海道の家庭が使える主な支援は3種類です。①太陽光発電・蓄電池の導入補助(主に市町村)、②エコキュート等への切替補助(国・北海道電力)、③料金プラン・使用量の見直しです。国の値引きは2027年2月使用分までに限られるため、長い目で見た支援の中心は「使う量を減らす・自分でまかなう」設備投資型です。
北海道のオール電化の電気代と灯油との比較は「北海道のオール電化ガイド」にまとめています。

国の電気・ガス料金の支援は、2023年1月使用分から終了と再開を繰り返しながら、電力会社・ガス会社の請求書上で1kWh・1立方メートルあたり一定額を値引きする形で実施されてきました。2026年は中東情勢を受けた燃料価格の上昇に備えて7〜9月使用分で実施され(低圧の電気は7・9月使用分が1kWhあたり3.5円、8月使用分が4.5円の値引き。資源エネルギー庁)、2026年9月使用分(10月請求分)でいったん終わりました。その後、2026年10月29日に政府が冬の実施を表明し、2026年12月使用分から2027年2月使用分まで再び値引きされます(資源エネルギー庁)。
| 使用月 | 低圧の電気の値引き(1kWhあたり) |
|---|---|
| 2026年7月・9月 | 3.5円 |
| 2026年8月 | 4.5円 |
| 2026年10月・11月 | なし |
| 2026年12月 | 1.0円 |
| 2027年1月・2月 | 4.5円 |
| 2027年3月以降 | 未定 |
12月使用分は、原則として12月中の検針日から1月中の検針日までの使用分を指します。都市ガスは12月使用分が1立方メートルあたり4.0円、2027年1月・2月使用分が18.0円の値引きで、プロパンガスは対象外です(いずれも資源エネルギー庁、2026年11月5日時点)。値引きを受けるための手続きは不要で、個人情報や手数料を求められることもありません。個人情報や手数料を求める不審な電話があるため、ご注意ください(資源エネルギー庁)。
値引きの額は、その月の使用量に値引き単価をかけた額です。たとえば1か月の使用量が1,000kWhなら、12月使用分は1,000円、2027年1月・2月使用分はそれぞれ4,500円の値引きになります。政府は、標準的な家庭で12月から2月までの3か月間に、電気・ガスあわせて7,000円程度の負担引下げになるとしています(2026年10月29日の首相会見)。北海道は暖房・給湯で電気を多く使う住宅が多いため、値引きの額も、値引きのない月との請求額の差も、他地域より大きくなりやすい点は押さえておく必要があります。
政府は2027年3月の扱いについて、気候の状況やエネルギー価格の動向などを見極めたうえで対応を検討するとしています(2026年10月29日の首相会見)。本措置はこれまでも終了と再開を繰り返しているため、最新の状況は資源エネルギー庁の公表情報でご確認ください。
2022年以降の燃料価格高騰を受け、電気・ガスの請求額を国費で直接押し下げる目的で始まった時限的な措置です。実施期間中は縮小・延長・再開が繰り返され、単価も改定のたびに変わっています。恒久的な制度ではなく、物価高騰への一時的な対応です。今回の値引きも2027年2月使用分までと期間が決まっているため、値引きのない月の料金を前提に家計を考えておくと安心です。

「請求額を直接値引きする」国の制度は、2026年12月使用分から2027年2月使用分までの3か月に限られます。ほかに使える制度は、電気の使い方や設備そのものを変えることで結果的に負担を下げる仕組みが中心です。
| 分類 | 制度の例 | 効果の方向性 |
|---|---|---|
| 国(料金の値引き) | 電気・ガス料金支援(2026年12月〜2027年2月使用分) | 使用量に応じて請求額から値引き(申し込み不要) |
| 国(設備導入補助) | 給湯省エネ2026事業 | エコキュートの導入費用を下げる |
| 電力会社(取替キャンペーン) | 北海道電力 2026エコ替えキャンペーン | ヒーター機器からヒートポンプ機器への切替を後押し |
| 市町村(設置費補助) | 各市町村の再エネ省エネ機器導入補助金 | 太陽光・蓄電池等の初期費用を軽減 |
| 家庭側の工夫 | 料金プラン見直し・使用量の平準化 | 単価・使用時間帯の最適化で請求額を抑える |
国の料金の値引きを除くと、いずれも「電気代の値引き」ではなく「電気代の構造を変える」制度です。北海道の場合、太陽光・蓄電池・エコキュートの3つは国・道・市町村・北海道電力の補助が重なる領域のため、優先して検討する価値があります(2026年9月時点。最新の受付状況は各制度の公式ページでご確認ください)。
北海道庁は「住まいのゼロカーボン化推進事業」という枠組みを持っていますが、これは市町村が実施する補助事業を道が後押しする建付けで、住民が道に直接申請する制度ではありません(2026年9月時点)。お住まいの市町村がこの枠組みを使っているかどうかで、実際に使える補助の有無が変わります。まずはお住まいの市町村の環境課・住宅課の補助金一覧を確認することが、電気代対策の出発点になります。

電気代の負担を根本から軽くする方法として、太陽光発電による自家消費と蓄電池による電力の自家利用があります。北海道の補助金の状況は次のとおりです(2026年9月時点。最新の受付期間・予算残額は必ず公式ページでご確認ください)。
国の家庭用蓄電池の補助金「DR家庭用蓄電池事業」(令和7年度補正 家庭用蓄電システム導入支援事業、経済産業省・SII)は、交付申請額が予算に達したため2026年5月29日に公募を終了しました(SII公式サイト)。次の公募が発表されるまでは、蓄電池は市町村の補助金を中心に検討することになります。
札幌市では再エネ省エネ機器導入補助金制度があり、太陽光発電は1kWあたり2万円(上限13万9千円)、定置用蓄電池は1kWhあたり1万6千円(上限6万4千円)です。2026年度は第2回募集(2026年9月1日〜11月4日、郵送必着)を実施中です(札幌市公式サイト)。最新の条件は公式ページでご確認ください。市町村ごとに補助単価・対象機器・受付時期が異なるため、詳しくは北海道の蓄電池の補助金完全ガイドと札幌市の再エネ補助金ガイドをご覧ください。
補助金を組み合わせる際の基本ルールは、同一の設備・工事に対して複数の国費由来の補助は重ねて受けられない、というものです。一方で太陽光・蓄電池は市町村、エコキュートは給湯省エネ2026事業と北海道電力のキャンペーンというように、対象設備が分かれていれば併用できるケースが多くなっています。申請前に必ず各制度の窓口・要綱で併用可否を確認してください。

北海道では蓄熱暖房機や電気温水器を使い続けている住宅も多く、ヒートポンプ機器への切替で電気代を抑えられる余地があります。給湯省エネ2026事業(経済産業省)は、エコキュート1台につき基本額7万円、性能要件を満たせば性能加算3万円が補助されます。あわせて撤去工事を行う場合は、電気蓄熱暖房機の撤去で1台4万円(2台まで)、電気温水器の撤去で1台2万円が加算されます(撤去加算は予算36億円に達し次第終了)。最新の条件は公式ページでご確認ください。給湯器の補助金は北海道の給湯器・エコキュート補助金でも説明しています。
北海道電力の2026エコ替えキャンペーンは、北海道電力と提携する工事店でヒーター機器からヒートポンプ機器へ取り替えると、設置費用から値引きされる仕組みです(2026年4月1日〜2027年1月31日。予算に達し次第終了)。国の給湯省エネ2026事業とは併用可能とされています。
| 取替パターン | ほくでん補助額の目安 |
|---|---|
| 電気温水器 → エコキュート | 8万円 |
| 蓄熱暖房機 → 寒冷地向けヒートポンプエアコン | 8万円(暖房工事とあわせて蓄熱暖房器を撤去すると4万円加算で12万円) |
| 電気ボイラー → ヒートポンプ温水暖房システム | 13万円 |
| 電気ボイラー → ヒートポンプ温水暖房+給湯同時工事 | 最大21万円 |
申請は北海道電力と提携する工事店経由が条件です。国の補助と組み合わせれば、暖房・給湯の機器更新にかかる自己負担をまとめて圧縮できます。詳しい制度内容は札幌市のエコキュート補助金ガイドで解説しています。

札幌の1月・2月の平均気温は氷点下が続きます。暖房・給湯を電気でまかなう住宅では、冬季の使用量が他地域より大きく増えるため、料金の値引きの有無や単価の変動が家計に与える影響も相対的に大きくなります。
冬の暴風雪時は停電のリスクも高まります。蓄電池は停電時の電源確保だけでなく、平常時は電気代の圧縮にも使える設備です。補助金を活用する際は、電気代対策と防災対策を同時に満たせる設備選びを意識するとよいでしょう。
電気料金は基本料金・電力量料金に加え、燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金が上乗せされて決まります。燃料費調整額は発電に使う燃料価格の変動を反映する仕組みで、電力会社ごとに単価が異なります。使用量そのものが多い北海道の住宅では、これらの変動要素が請求額に与える影響も大きくなりやすい構造です。

設備投資の前に見直せる項目もあります。
設備更新には初期費用がかかるため、上記の補助金と組み合わせて検討するのが現実的です。優先順位としては、まず①料金プランと契約容量の見直し(費用ゼロ)、次に②断熱の底上げや家電の使い方の工夫、最後に③機器更新・太陽光や蓄電池の導入という順番で検討すると、無理のない範囲で負担を減らせます。
当社は北海道を中心に施工実績7,504件(※2026年9月時点)。実際の施工は施工事例、お客様の感想はお客様の声でご覧いただけます。
2026年9月使用分でいったん終わり、10月・11月使用分には値引きがありません。2026年12月使用分から2027年2月使用分までは再び実施され、低圧の電気は12月使用分が1kWhあたり1.0円、2027年1月・2月使用分が4.5円値引きされます。申し込みは不要です。3月使用分以降は決まっていないため、最新の状況は資源エネルギー庁の公表情報でご確認ください(2026年11月5日時点)。
その月の使用量に値引き単価をかけた額です。たとえば1か月に1,000kWh使う家庭なら、12月使用分は1,000円、2027年1月・2月使用分はそれぞれ4,500円の値引きです。使用量は検針票や電力会社の請求のお知らせで確認できます。
北海道庁による住民への直接給付は基本的に行われておらず、市町村を通じた間接支援が中心です(2026年9月時点)。かわりに北海道電力が独自にエコ替えキャンペーンを実施しており、対象機器の取替で還元を受けられます。
制度の性質が異なるため原則として問題になりません。ただし同一設備への国の補助金同士の重複は認められないケースが多く、申請前に各制度の要綱で確認が必要です。
多くの制度は世帯人数を問わず、住宅の所有者・居住者であれば申請できます。ただし太陽光・蓄電池は設置する住宅の条件(戸建てか集合住宅か、屋根の形状など)で対象可否が変わるため、現地調査でのご確認をおすすめします。
電気代の負担を根本から下げるには、補助金を使った太陽光・蓄電池・エコキュートの導入が近道です。エコテックジャパンは北海道全域で販売・設計・施工まで自社一貫対応。お見積り・ご相談は無料です。フリーダイヤル0800-800-1558、LINE公式、Webフォームからお気軽にどうぞ。
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