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エコキュートは、停電してもタンクにお湯が残っていれば、蛇口やシャワーから使えます(機種により条件があります)。お湯の温度は調整できず、沸き上げと沸き増しも止まります。使えるかどうかを分けるのは、機種、リモコンの種類、停電の直前の使い方です。北海道の冬は、停電後の凍結と時計の確認も欠かせません。
寒冷地仕様の選び方・価格相場・補助金は「北海道のエコキュートガイド」にまとめています。

停電中のエコキュートは、タンクに貯めてあるお湯と水を使う機器になります。電気で動く部分が止まるため、できることが限られます。使えるお湯は、タンクに残っている分だけです。停電の直前に湯はりをした直後や、シャワーを長く使った直後は、残りが少なくなります。
| できること・できないこと | 停電中の状況 |
|---|---|
| 蛇口やシャワーからお湯を出す | タンクにお湯が残っていれば出る場合がある(機種と条件による) |
| お湯の温度の調整 | できない。熱いお湯、ぬるいお湯、水のいずれかが出る |
| 沸き上げ・沸き増し | できない |
| ふろ自動(湯はり) | 止まる(パナソニックは、30分以内に電気が戻れば再開すると案内) |
| タンクの水・お湯を取り出す | 非常用取水栓から取り出せる(手順は機種ごとに異なる) |
お湯の温度は、停電中は調整できません。パナソニックは、使う前に温度を確かめるよう案内しています。三菱電機は熱いお湯が出る場合があるとし、ダイキンはやけどへの注意を挙げています。
湯はりの途中で停電した場合、パナソニックの案内では、30分以内に電気が戻れば湯はりが再開します。時刻と運転モードは記憶されますが、復旧後は時計の確認が必要です。
停電と断水は別の状況です。停電は電気が止まった状態で、給水が通っていればタンクのお湯を使えることがあります。断水は水が止まった状態です。パナソニックは、断水中は給湯側の蛇口を開けないよう案内しています。汚れた水がタンクに入るおそれがあるためです。

停電中にお湯が出るかどうかは、メーカー、給水の方式、リモコンの種類で異なります。各社の公式の案内を表にまとめます(2026年11月確認)。
各社に共通するのは、温度を調整できないことと、沸き上げができないことです。差が出るのは、お湯が出る条件の部分です。同じメーカーでも、型番や発売時期で扱いが変わります。
| メーカー | 停電中のお湯 | 案内されている補足 |
|---|---|---|
| パナソニック | 停電時にもお湯が出せる。ポンプで給水する集合住宅では出ない | 温度は調整できない。沸き上げとふろ自動は止まる |
| 三菱電機 | お湯が残っていれば、シャワーや蛇口から使える | 沸き上げと沸き増しはできない。温度を調整できず、高温のお湯が出る場合もある |
| ダイキン | タンクに残ったお湯を使える | 温度は設定どおりにならない場合がある。出ない場合の条件は下記 |
| 日立 | 水道直圧式(BHP-FSVで始まる型番など)は、水は出るがお湯は出ない。それ以外は、停電時の設定に応じてお湯が出る | 復旧後は時計を確認し、必要なら合わせ直す |
| コロナ | リモコンの種類で異なる。A・0・1・2は給湯できるが、湯はりはできない。3・4は給湯できない | 別のFAQでは、2008年4月以降に発売された機種は、貯湯ユニットにお湯が残っていれば、シャワーや蛇口から使えると案内。種類との対応は取扱説明書で確認する |
ダイキンは、次の場合にお湯が出ないことがあるとしています。
ご自宅の機種で出るかどうかは、取扱説明書の停電時の項目で確認します。コロナのリモコンの種類ごとの案内は、同社のよくあるご質問(2209、2216)に載っています。

停電が長引いたり、断水したりした場合は、タンクの下部にある非常用取水栓から、お湯や水を取り出せます。生活用水として使います。
取り出しの手順は、メーカーと機種で異なります。この記事では、一つの手順にまとめません。各社の案内の形は次のとおりです。
ブレーカーや漏電しゃ断器の扱いも、メーカーで違います。パナソニックは、長い停電では漏電しゃ断器を切る手順です。コロナは、停電時は機器のスイッチをオフにするよう案内する一方、通常の凍結予防ではブレーカーをOFFにしないよう案内しています。どちらを行うかは、お使いの機種の取扱説明書に従います。
取り出せる量は、タンクの容量が目安です。三菱電機は、370Lのタンクを2Lのペットボトル約185本分としています。ダイキンは、370Lを20Lのポリタンク約17個分、4人家族の約3日分の目安としています。460Lでは、4人家族で約4日分です。パナソニックは、取り出せる量はタンクの容量より少ないとしています。
タンクの水は、飲用を避けるのが基本です。パナソニック、三菱電機、ダイキン、コロナが、飲用を避けるよう案内しています。三菱電機は、やむを得ず飲む場合は一度沸騰させるとしています。
取水栓から出るお湯は、温度が調整されていません。熱いことがあるため、最初は少量を出して、手で温度を確かめます。

電気が戻ったら、使い始める前に次の順で確認します。
時計の確認は、電気代にも関わります。パナソニックは、リモコンの時計がずれていると、電気代が上がる場合があると案内しています。停電後の時刻のずれは、気づきにくい点です。復旧した日のうちに、表示が正しいかを見ておきます。
時計がずれる、または表示が消える停電の長さは、機種で異なります。コロナは、時計の再設定が必要になる目安を、リモコンの種類ごとに示しています。
| コロナのリモコンの種類 | 時計の再設定が必要になる目安 |
|---|---|
| 2 | 停電が10時間以上続いた場合 |
| 3・4 | 停電が4時間以上続いた場合 |
| A・0・1 | 時計の表示が「-:-」で点滅している場合 |
復旧後にリモコンへエラー表示が出た場合の考え方は、エコキュートの修理か交換か|故障・エラー・お湯が出ない時の対処と判断基準にまとめています。

北海道の冬は、停電中も外気温が低いままです。気をつけたい点は3つあります。
停電中は温度を調整できません。パナソニックは、水温の低い冬場は湯温が低くなる場合があるとして、使う前に温度を確かめるよう案内しています。シャワーは、少量を出して手で確かめてから浴びます。
凍結予防のヒーターは、外気温が下がると自動で通電して、配管を温めます(パナソニック)。停電が続く間は、電気が来ないため通電されません。機種によって凍結予防の方式は違うため、停電中の動作は取扱説明書で確認します。
パナソニックは、停電中に配管が凍結した場合、復旧後にヒーターへ通電して解凍すると案内しています。凍った配管にお湯をかけるのは避けます(コロナ)。
水抜きを行う場合の手順は、取扱説明書に従います。判断に迷うときは、メーカーへの確認が確実です。凍結予防の仕組みと対策は、エコキュートの凍結防止【北海道の冬】凍った時の対処と予防で整理しています。
停電に限らず、冬の凍結予防として、コロナはエコキュートのブレーカーをOFFにしないよう案内しています。フルオートの機種は、浴槽にお湯を残すと、ふろ配管の凍結予防運転が働きます。残す水位は、パナソニックが循環口の中心から、コロナが循環口から、10cm以上です。
寒冷地仕様の選び方は、北海道のエコキュート完全ガイド|価格相場・寒冷地仕様の選び方・補助金にまとめています。

停電は、事前に確かめておくことで落ち着いて対応できます。平時にできる備えは3つです。
停電中にエコキュートを動かせるかどうかは、蓄電池の種類と出力、エコキュートの消費電力で決まります。
オムロンの案内では、特定負荷型の蓄電池は、あらかじめ選んだ機器だけに給電します。全負荷型は、家全体に給電します。200Vの機器を停電時に使うには、全負荷型で、200V出力に対応した構成が必要です。オムロンは、電気給湯器を200V機器の例に挙げています。
同時に使える機器は、停電時の出力と蓄電池の残量で制限されます。使える時間の目安は、使える容量(kWh)÷機器の合計消費電力(kW)です。保証される時間ではありません。エコキュートの消費電力は機種で異なるため、蓄電池のメーカーとエコキュートのメーカーの両方に、組み合わせを確認します。
蓄電池の容量の選び方は、北海道の家庭用蓄電池ガイド 冬の停電・雪・電気代から選ぶ容量と価格にあります。ポータブル電源との違いは、ポータブル電源と家庭用蓄電池の違い 北海道の冬の停電にはどちらが必要かで比較しています。
エコテックジャパンの施工実績は、累計7,504件です(2026年9月時点)。
エコキュートの施工は施工事例、お客様の感想はお客様の声でご覧いただけます。
音更町で太陽光パネル、蓄電池、エコキュートを設置した例は音更町 M様【太陽光パネル+蓄電池+エコキュート】設置工事にあります。江別市で太陽光、蓄電池、エアコン、エコキュート、IHを設置した例は江別市 T様邸【太陽光+蓄電池+エアコン+エコキュート+IH】設置工事にあります。
タンクにお湯が残っていれば、蛇口やシャワーから出る場合があります。温度は調整できません。水道直圧式の一部の機種や、ポンプで給水する集合住宅では、お湯が出ません。機種ごとの条件は、取扱説明書の停電時の項目で確認します。
できません。沸き上げ、沸き増し、ふろ自動は、停電中は止まります。湯はりの途中で停電した場合、パナソニックの案内では、30分以内に電気が戻れば湯はりが再開します。
飲用は避けるのが基本です。主要メーカーが、生活用水としての使用を案内しています。三菱電機は、やむを得ず飲む場合は一度沸騰させるとしています。
最初に確認するのは、リモコンの時計です。時刻が設定されていないと、コロナは運転しないとしています。タンクの水を取り出した場合は、メーカーの案内に従ってタンクを満たしてから使います。
蓄電池の種類と出力、エコキュートの消費電力で決まります。200Vの機器を使うには、全負荷型で200V出力に対応した構成が必要です。組み合わせは、蓄電池とエコキュートの両方のメーカーに確認します。
外気温が低い状態で停電が続くと、凍結する場合があります。停電中は電気が来ないため、凍結予防のヒーターは通電されません。停電中に凍結した場合、パナソニックは復旧後にヒーターへ通電して解凍すると案内しています。
エコテックジャパンは、札幌市清田区を拠点に、北海道全域でエコキュートの設置と電気工事を行う会社です。エコキュートの新設や交換、蓄電池との組み合わせは、機種と設置場所を現地調査で確認してご案内します。停電への備えや、他社で設置したエコキュートのことも、まずはご相談ください。お見積りフォームhttps://ecotec-j.com/inquiry/、またはお電話 0800-800-1558 で承ります。
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