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開く最終更新日:(公開日:2026年11月3日)
太陽光パネルの掃除は、ふつうは必要ありません。ほこりや砂ぼこりは雨で流れ落ちるため、掃除は不要だとメーカーが案内しています。屋根の上の作業は危険なので、汚れが気になるときや発電量が落ちたときは、自分で上がらず、販売店や施工店に相談するのが基本です。北海道では、雪の影響と汚れの影響を分けて見ます。
北海道全体での費用・発電量・雪対策は「北海道の太陽光発電ガイド」にまとめています。

パナソニックのよくある質問は、一般的な汚れは雨で洗い流されるため、掃除は不要と案内しています。京セラのよくある質問も、ほこりは雨で流れるので掃除は要らないと説明し、年間発電量のシミュレーションにはガラス面の汚れの影響をあらかじめ含めている、と書いています。
長く雨が降らない時期には、発電量への影響が出ることがあります。京セラは、その影響を数%程度と見込んでおり、同じページで掃除は不要とも案内しています。北海道の雪の影響は、汚れとは別に考えるのが基本です。
京セラのページには、例外として、パネルの設置角度が小さい場合と、汚れやすい環境の場合が挙げられています。汚れやすい環境の例は、交通量の多い道路の近く、工場の近く、大きな煙突の近くです。自宅の屋根が当てはまるかどうかは、設置した施工店に聞くと確かです。
パナソニックは、屋根の上の作業は危険だと説明したうえで、気になる場合は販売店または施工店に相談するよう案内しています。掃除をするかどうかを考える前に、確かめることが2つあります。1つは、発電量が前年の同じ月と比べて大きく落ちていないかです。もう1つは、パネルの外観、音、においに異常がないかです。どちらも、屋根に上がらず、地上や室内から確かめられる範囲から始めます。異常が見つかったあとの確認は、販売店や施工店に頼むのが基本です。見方は、後ほど「点検が必要な場面と、日ごろの確認のしかた」でまとめています。

汚れの種類によって、メーカーの資料の書き方が違います。次の表は、パナソニックと京セラの案内、およびパナソニックの取扱説明書の一例の記載をまとめたものです。取扱説明書は製品ごとに内容が違うため、お使いの製品の説明書でも確かめます。
| 汚れの種類 | メーカー資料の記載 | 扱い方 |
|---|---|---|
| ほこり、砂ぼこり | 雨で流れ落ちるため、掃除は不要(パナソニック、京セラ) | ふだんは何もしない。長く雨が降らない時期は、数%程度の影響が出ることがある(京セラ) |
| 木の葉、鳥のふん | 光をさえぎると出力が下がる。免責事項に、鳥のふんによる汚れが含まれる(パナソニックの取扱説明書) | 屋根に上がって取らず、販売店や施工店に相談する |
| 苔、藻 | 免責事項に、苔・藻による汚れが含まれる(パナソニックの取扱説明書) | 気づいた時点で、販売店や施工店に相談する |
光を完全にさえぎらない軽い汚れについて、パナソニックの取扱説明書は、性能への影響は大きくないとしています。一方で、汚れが進むと、出力の低下、故障、ホットスポット(一部が高温になる現象)の原因になることがある、とも書いており、定期的な点検と掃除が必要という趣旨の記載もあります。
汚れによる発電量の低下率を、公的機関などが実測した数字は、2026年11月2日時点で確認できませんでした。このため、本文では「汚れで何%下がる」とは書きません。メーカーの資料で数字が示されているのは、京セラの「長く雨が降らない時期は数%程度」です。自宅の状況は、前年の同じ月との比較で見ます。

パナソニックは、屋根の上の作業は危険だと説明しています。取扱説明書にも、掃除が高所作業になる場合は販売店や施工店に相談すること、パネルの上に乗らないことが書かれています。取扱説明書が禁じている行為と、その記載は次の表のとおりです。
| してはいけないこと | 取扱説明書などの記載 |
|---|---|
| 屋根に上がる | 屋根の上の作業は危険(パナソニックのよくある質問)。掃除が高所作業になる場合は、販売店や施工店に相談する(取扱説明書) |
| パネルの上に乗る、立つ | 取扱説明書が禁じている。昼間のパネルは高温で、やけどのおそれがある |
| 高圧洗浄機や薬品を使う | 取扱説明書が禁じている |
| 酸性、アルカリ性、被膜をつくる洗剤を使う | 取扱説明書が禁じている。パネルが曇り、出力が下がるおそれがある |
| 乾いた汚れをこする、削る | 取扱説明書が禁じている |
パナソニックの取扱説明書(2022年3月22日発行)の一例では、掃除の方法は、中性のガラス用洗剤を使い、きれいな布で拭いたあと、水拭きするものとされています。感電のおそれがあるため、水は必要最小限にとどめ、端子やコネクターに洗剤をつけないことも書かれています。別のメーカーや別の製品では、方法が違うことがあるため、お使いの製品の取扱説明書で確かめるのが基本です。手元にないときは、販売店や施工店に聞くと確実です。
パナソニックの取扱説明書の免責事項には、使用者の不適切な維持管理が含まれています。エコテックジャパンの雪の対処に関するコラム(太陽光パネルの雪の対処と、北海道でやってはいけないこと)も、自己判断の作業でパネルを壊すと、メーカー保証の対象外になる可能性があると説明しています。保証の範囲はメーカーと製品で違うため、保証書での確認が欠かせません。

パナソニックのよくある質問は、日ごろから、外観、音、においに異常がないかを見ること、発電量を前年の同じ月と比べることを案内しています。日本太陽光発電協会(JPEA)が使用者の確認として挙げるのも、前年の同じ月との発電量の比較です。異常に気づいたときは、その日付と内容を控えておくと、販売店や施工店に伝えやすくなります。
パナソニックは、汚れがひどいとき、発電量が大きく落ちたとき、災害のあとには、点検を依頼するよう案内しています。パナソニック自身は点検を行わず、依頼先は販売店または施工店です。JPEAは、専門の業者による点検を、設置後1年目と、その後は4年ごとに受けることを推奨しています。点検や修理にかかる費用の考え方は、札幌市の太陽光発電のメンテナンス方法と、故障時の修理のポイントで扱っています。
JPEAは、改正FIT法に基づく事業計画策定ガイドライン(太陽光発電)が、保守点検および維持管理の実施を求めていると説明しています。パナソニックのよくある質問には、2017年4月から義務化されたとの記載があります。一方、JPEAの2025年6月4日のお知らせは、「点検が義務化された」という営業の話について、義務がかかるかどうかは、設備ごとに関わる法令で決まる、との説明です。資料ごとに書き方が違うため、自宅の設備に義務がかかるかは、設置した施工店または販売店への確認が欠かせません。

雪がパネルにかぶさっている間は、発電量が下がります。冬の発電量が前年より少なく見えるときは、汚れよりも先に、雪が多かったか、積もっていた期間が長かったかが手がかりです。前年の同じ月と比べるときは、その月の雪の量や積もっていた日数が、前年と違わないかもあわせて見ます。
雪が解けたあとも発電量が戻らない場合は、パネルの汚れのほかに、パワーコンディショナーなどの機器の不具合も考えられます。原因は自分で決めつけず、販売店や施工店に点検を頼むのが基本です。パワーコンディショナーの交換の時期と費用は、太陽光のパワコン交換費用と時期で扱っています。
屋根の雪を落とそうとして、凍ったパネルで足を滑らせ、転落するおそれがあります。パネルの上に乗れば、体重でパネルが割れることもあります。エコテックジャパンの太陽光パネルの雪の対処と、北海道でやってはいけないことは、こうした注意点を詳しく扱ったコラムです。雪の重みが長く続くと、パネルや架台が傷むおそれもあり、雪止めの考え方は太陽光パネルに雪止めは必要かと、北海道の落雪対策で扱っています。
パネルの雪を自然に落ちるまで待つのか、業者に頼むのかは、屋根の形、雪止めの有無、周囲の状況で変わります。判断に迷うときは、設置した施工店に屋根の状況を伝えて相談するのが基本です。屋根に上がれない冬のあいだは、日ごろの発電量の記録が、雪の影響かほかの原因かを考える手がかりです。月ごとの発電量を控えておくと、相談するときにも伝えやすくなります。

国民生活センターによると、太陽光発電システムの点検商法に関するPIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)への相談は、2017年度の57件から、2024年度には613件に増えました(2025年6月4日公表、同年9月22日更新)。
2024年12月に受け付けた相談事例では、80歳代の女性が、事業者から「太陽光パネルの点検が法律で義務化された」と説明を受けました。後日、ドローンとサーモモニターで点検され、「洗浄とコーティング」が必要だと言われて、約40万円の契約をしています。
国民生活センターの助言は、次の3点です。「点検が義務化された」と言われても安易に契約せず、まず点検が必要かを確かめること。点検やメンテナンスの契約は、その場で結ばず、複数社から見積もりを取って検討すること。不安なときは、最寄りの消費生活センターなどに相談することです。電話は、消費者ホットライン188が利用できます。
JPEAも、2025年6月4日のお知らせで、「点検が義務化された」という営業の話に触れています。義務がかかるかどうかは設備ごとの法令で決まるため、その場で答えず、販売店、施工店、メーカーに確かめるよう呼びかけています。洗浄や点検が必要になる場合もあるため、依頼するかどうかは、持ちかけた業者の話に加えて、設置した施工店など、素性のわかる相手にも確かめたうえで決めるのが基本です。手口と見分け方は、太陽光発電・蓄電池の訪問販売の断り方と典型的な手口にまとめています。
エコテックジャパンの施工実績は、累計7,504件です(2026年9月時点)。
江別市で太陽光発電を設置した例は江別市 S様邸の太陽光発電設置工事、札幌市厚別区で太陽光発電と蓄電池を設置した例は札幌市厚別区 I様邸の太陽光発電・蓄電池設置工事にあります。
太陽光発電の施工は施工事例、お客様の感想はお客様の声でご覧いただけます。
ふつうの汚れは雨で洗い流されるため、掃除は不要と、パナソニックと京セラが案内しています。長く雨が降らない時期は、発電量に影響が出ることがあり、京セラはその影響を数%程度と見込んでいます。気になるときの確かめ方は、前年の同じ月との比較と、販売店や施工店への相談です。
汚れによる低下率を、公的機関などが実測した数字は、2026年11月2日時点で確認できませんでした。メーカーの資料で数字が示されているのは、京セラの、長く雨が降らない時期は数%程度、という記載です。木の葉や鳥のふんなど、光をさえぎる汚れは出力を下げると、パナソニックの取扱説明書は説明しています。
屋根の上の作業は危険なため、自分で上がって行うのは避けるのが基本です(パナソニック)。パナソニックの取扱説明書の一例は、高圧洗浄機や薬品の使用、酸性やアルカリ性の洗剤の使用、乾いた汚れをこすることを禁じています。洗い方は製品ごとに違うため、お使いの製品の取扱説明書を確かめ、迷うときは販売店や施工店に相談します。
資料ごとに書き方が違います。パナソニックは2017年4月から義務化されたと案内し、JPEAは事業計画策定ガイドラインが保守点検および維持管理の実施を求めていると説明しています。同じJPEAは、義務がかかるかどうかは設備ごとの法令で決まるとも述べており、自宅の設備については、設置した施工店または販売店への確認が欠かせません。
その場では契約せず、点検が必要かを先に確かめます。国民生活センターは、複数社から見積もりを取ること、不安なときは最寄りの消費生活センターなどに相談することを助言しています。電話は、消費者ホットライン188です。
点検のご相談をお受けしています。発電量が落ちた時期やパネルの状態をうかがい、点検が必要かどうかをお伝えする流れです。他社で設置された設備や、パネルの洗浄についても、まずはご相談ください。
パネルの汚れや、発電量の低下が気になるときは、屋根に上がらず、先にご相談ください。エコテックジャパンは、太陽光発電の点検のご相談をお受けしています。発電量の推移とパネルの状態をうかがい、点検が必要かをお伝えします。ご相談は、お見積りフォームまたはフリーダイヤル0800-800-1558からお寄せください。
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