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パネルヒーターの電気代は、600Wの機種を1日8時間・30日使うと月約4,500〜6,000円です(1kWh=31円と42円と仮定)。計算式は消費電力(kW)×時間×単価です。月額は、機種の消費電力、使う時間、契約している料金プランの3点で変わります。

同じ「パネルヒーター」でも、中身は3種類に分かれます。電気代の出し方がそれぞれ異なります。
| 種類 | 熱の作り方 | 電気代の決まり方 |
|---|---|---|
| 電気式パネルヒーター(コンセントで使う据え置き型) | 電気ヒーターで温め、パネルから放熱する | 消費電力×使用時間×単価 |
| オイルヒーター | 電気でオイルを温め、本体全体から放熱する | 消費電力×使用時間×単価 |
| 温水式パネルヒーター(セントラルヒーティング用) | 専用の熱源機で温めた温水を配管で循環させる | 熱源機の燃料(灯油・ガス・電気)と、循環ポンプなどの電力 |
電気式パネルヒーターの例が、トヨトミの遠赤外線電気パネルヒーター(EOHC-12)です。定格消費電力は300・600・900・1,200Wの4段階で、8時間オートオフ機能があります(トヨトミ公式ストア、2026年10月確認)。アイリスオーヤマのデスクパネルヒーター(APH-16B)は160Wで、足元用です。
オイルヒーターの電気代も、同じ計算で出せます。デロンギの公式FAQでは、1kWh=31円の目安で、1,500Wタイプは最大運転で1時間あたり約47円、1,200Wタイプは約37円と案内されています。
温水式は、ノーリツの製品ページで温水暖房放熱器に分類され、暖房機能付きの専用熱源機が必要とされています。灯油やガスのボイラーが熱源なら、電気代は循環ポンプや制御に使う電力が中心です。ヒートポンプや電気温水ボイラーが熱源なら、温水をつくる電力がそのまま電気代になります。機種ごとの消費電力は、取扱説明書で確認します。熱源が灯油ボイラーの場合の寿命と交換時期は、灯油ボイラーの寿命と交換時期のサインをご覧ください。
夜間の電力で熱をためる蓄熱暖房機は、別の機器です。維持費は蓄熱暖房機の電気代は高い?北海道での維持費とエアコン・エコキュートへの切り替え判断にまとめています。以降の試算は、電気式パネルヒーターとオイルヒーターに共通する計算です。

電気代は、次の式で出せます。
電気代(円)=消費電力(kW)×使用時間(h)×電力量料金の単価(円/kWh)
消費電力のW表示は、1,000で割ってkWにします。600Wを8時間使うと、0.6kW×8h=4.8kWhです。30日で144kWhになります。
以降の金額は、前提として1kWhあたり31円と42円と仮定した概算です。実際の単価は、北海道電力の料金プランにより異なります。
従量電灯Bは、月の使用量が280kWhを超えると、超えた分が第3段階で計算されます(2026年11月1日以降は45円78銭)。暖房を足すと家全体の使用量が増えるため、追加分の単価は42円より高くなる家もあります。
燃料費等調整額(低圧、2026年11月分は1kWhあたりマイナス4円54銭)と再エネ賦課金(2026年度は4円18銭)は、別に加わります。差し引きでは小さくなりますが、燃料費等調整額は毎月変わります。北海道の電気料金の構造は、北海道の電気代はなぜ高い?全国平均との比較と家庭でできる対策で整理しています。

定格消費電力で連続運転した場合の月額です。1日8時間・30日(240時間)で計算しています。
| 定格消費電力 | 機種の例 | 月間の電力量 | 月額(31円) | 月額(42円) |
|---|---|---|---|---|
| 160W | デスク足元用(APH-16B) | 38.4kWh | 約1,190円 | 約1,610円 |
| 300W | 据え置き型の最小段階 | 72kWh | 約2,230円 | 約3,020円 |
| 600W | 据え置き型の中間段階 | 144kWh | 約4,460円 | 約6,050円 |
| 900W | 据え置き型の中間段階 | 216kWh | 約6,700円 | 約9,070円 |
| 1,200W | 据え置き型の最大段階、オイルヒーター1,200Wタイプ | 288kWh | 約8,930円 | 約12,100円 |
部屋ごとに1台ずつ置く場合は、足し算になります。600Wを2台、各8時間使うと、月8,928円(31円)から12,096円(42円)です。
1,200Wを8時間・30日使うと、電力量は288kWhです。この1台だけで、第2段階の上限(280kWh)を超えます。
表の金額は、定格消費電力で連続運転した場合の上限に近い値です。パネルヒーターは、機種により、設定温度に達すると出力を下げたり止めたりするため、実際の月額は表より下がります。下がり幅は、部屋の広さ、断熱、設定温度で大きく異なります。
600Wの機種で、1日の使用時間を変えた場合です。
| 1日の使用時間 | 月間の電力量 | 月額(31円) | 月額(42円) |
|---|---|---|---|
| 4時間 | 72kWh | 約2,230円 | 約3,020円 |
| 8時間 | 144kWh | 約4,460円 | 約6,050円 |
| 12時間 | 216kWh | 約6,700円 | 約9,070円 |
| 24時間 | 432kWh | 約13,390円 | 約18,140円 |
電気代は、使用時間にそのまま比例します。24時間の連続運転は、この1台だけで月280kWhを超えます。

札幌の月平均気温は、11月が5.2℃、12月がマイナス0.9℃、1月がマイナス3.2℃、3月が1.1℃です。4月も日最低気温は3.4℃です(気象庁、札幌の平年値、1991〜2020年)。暖房は11月から4月まで、約6か月続きます。
内陸の旭川は、1月の日最低気温がマイナス11.7℃です(気象庁、旭川の平年値、1991〜2020年)。札幌のマイナス6.4℃より5℃ほど低く、同じ部屋を暖める熱量が増えるため、表の月額は上振れする場合があります。
600Wを1日8時間・30日、6か月続けると864kWhです。31円なら約26,800円、42円なら約36,300円になります。月ごとに使う時間は変わるため、上限に近い目安です。
電気式パネルヒーターとオイルヒーターは、停電すると使えません。温水式も、循環ポンプや制御に電気を使う機種では止まります。機種ごとの停電時の動作は、取扱説明書で確認します。
蓄電池で電気ヒーターを動かす場合、1,200Wを10時間使うと12kWhです。使える時間は、蓄電池の容量(kWh)÷消費電力(kW)が上限です。容量を10kWhと仮定すると、1,200Wの電気ヒーターだけで約8.3時間です(10kWhは計算のための仮定で、実際の容量は機種により異なります)。実際は、放電できる下限や変換のロスがあり、冷蔵庫や照明にも電気が要るため、これより短くなります。蓄電池の選び方は北海道の家庭用蓄電池ガイド、ポータブル電源との違いはポータブル電源と家庭用蓄電池の違いで説明しています。冬の停電への備えは、札幌市で蓄電池が停電・防災対策に必要な理由で整理しています。

電気ヒーターは、使った電力量がほぼそのまま熱になります。ヒートポンプ式のエアコンは、1の電気で3〜7倍の熱エネルギーを運びます(ヒートポンプ・蓄熱センター)。同じ熱量を出すための電力量が違うため、暖房費に差が出ます。
比較の前提は、灯油ストーブとエアコン暖房はどちらが安い?北海道の燃料費を比較と同じです。1室、1日10時間、30日、暖房の熱量は3kWで、月の熱量は900kWh(3,240MJ)です。
| 暖房の方法 | 暖房COPの目安 | 月の電力量 | 月額(31円) | 月額(42円) |
|---|---|---|---|---|
| 電気ヒーター(パネルヒーター・オイルヒーター) | 約1 | 900kWh | 27,900円 | 37,800円 |
| エアコン | 2.0 | 450kWh | 13,950円 | 18,900円 |
| エアコン | 2.5 | 360kWh | 11,160円 | 15,120円 |
| エアコン | 3.0 | 300kWh | 9,300円 | 12,600円 |
北海道の厳寒期は外気温が低く、エアコンのCOPが下がります。そのため、試算ではCOPを2.0〜3.0と仮定しています。実際のCOPは、機種と外気温により異なります。ダイキンは、寒冷地向けエアコン「スゴ暖」の特長として、凍結や着雪をしにくい室外機の設計と、外気温(室外機の吸い込み温度)マイナス25℃での暖房運転を挙げています(2026年10月時点のダイキンの案内。冷房・暖房能力を保証するものではないとされています)。エアコンに替える場合の冬の室外機の雪対策は、エアコン室外機の雪対策にまとめています。
パネルヒーターは、取り付け工事が要らず、脱衣所や書斎など小さな空間の補助に向いています。1,200Wのパネルヒーターが出す熱は1.2kWで、上の前提(3kW)の4割です。主暖房に使う部屋は、広さと断熱をもとに熱量が足りるかを確認します。寒冷地エアコンの選び方は、寒冷地エアコンとは?北海道のエアコン暖房の電気代と選び方・設置の注意点にあります。

パネルヒーターを撤去する工事や、温水式の熱源を替える工事は、機種と現地の状況を確認してご案内します。
エコテックジャパンの施工実績は、累計7,504件です(2026年9月時点)。
エコテックジャパンの北海道での施工は、施工事例でご覧いただけます。お客様の声は、お客様の声に掲載しています。
600Wで8時間なら、4.8kWhです。31円で約149円、42円で約202円になります。サーモスタットで出力が下がるため、実際はこれより低くなります。トヨトミのEOHC-12には、8時間オートオフ機能があります。
消費電力が同じなら、電気代も同じです。電気代は、消費電力×使用時間×単価で決まり、本体の方式では変わりません。比べるときは、機種ごとの定格消費電力を確認します。
熱源機の種類で変わります。灯油やガスのボイラーが熱源なら、電気代は循環ポンプなどの電力が中心です。電気を熱源にする方式では、温水をつくる電力が電気代になります。機種ごとの消費電力は取扱説明書で確認します。
電気式は、停電すると使えません。蓄電池から給電する場合も、消費電力が大きいため、使える時間は容量で決まります。温水式の停電時の動作は、機種により異なります。
エアコンは、室内機と室外機の設置工事と電気工事が必要です。設置場所、配管の長さ、専用回路の有無で工事の内容が変わります。現地調査で確認します。
長時間使う部屋の暖房費は、寒冷地エアコンへの切り替えで下がる場合があります。エコテックジャパンは、札幌市清田区を拠点に、北海道全域で寒冷地エアコンの取り付けと電気工事を行っています。現地調査と無料お見積りは、お見積りフォームhttps://ecotec-j.com/inquiry/、またはお電話 0800-800-1558 で承ります。
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