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開く札幌市で蓄電池を導入する最大の理由は、冬の停電が命に関わるリスクがあるからです。
2018年9月6日の北海道胆振東部地震では、日本初となる全道規模のブラックアウト(大規模停電)が発生し、最大約295万戸が停電しました。真冬に同様の事態が起きれば、暖房が止まり室温が急激に低下します。
蓄電池があれば、停電中も暖房・照明・スマートフォン充電などの電力を確保できます。
この記事では、札幌市で蓄電池を防災・停電対策として導入するメリット・費用相場・補助金・選び方を、北海道で施工実績7,000件以上(※2026年3月時点)のエコテックジャパンが詳しく解説します。
※本記事は、札幌市公式サイト等の公表情報(2026年4月時点)を基に作成しています。最新かつ詳細な条件については、必ず公式HP等でご確認ください。
北海道・札幌市は停電リスクが本州の都市に比べて高く、停電した場合の影響が深刻になりやすい環境です。その背景には、地震・暴風雪という2つのリスクと、北海道特有の「冬に暖房が止まれば命に関わる」という現実があります。
2018年9月6日午前3時7分に発生した北海道胆振東部地震(最大震度7)は、日本で初めて電力供給エリア全域が停電する「ブラックアウト」を引き起こしました。
最大約295万戸が停電し、完全復旧までに約50時間を要しました。この出来事は、「電力は当たり前に来るものではない」という事実を北海道全域に知らしめた歴史的な出来事です。当時は9月初旬だったため、暖房なしでも命に関わる状況には至りませんでした。
しかし、もし同じブラックアウトが1月・2月の厳冬期に起きていたら——と想像すると、備えの大切さが実感できます。
北海道では地震だけでなく、冬の暴風雪による局地的な停電も毎年起こっています。倒木や電線への着雪・着氷が原因で、数時間から1日以上の停電が発生するケースもあります。
蓄電池はこうした日常的な停電リスクにも有効です。
詳しくは太陽光発電の停電・災害対策のページでもまとめています。
札幌市の1月平均最低気温は−9℃前後。断熱性能の高い現代住宅でも、暖房なしでは数時間で室温が危険なレベルまで下がります。
電気暖房(エアコン・ヒートポンプ暖房)はもちろん、灯油ボイラー・ガスボイラーも電力がなければ作動しません。冬の停電対策は、北海道では防寒対策と同義です。
蓄電池を導入することで、停電時に得られるメリットをわかりやすく整理します。
| 状況 | 蓄電池なし | 蓄電池あり |
|---|---|---|
| 夜間の停電(太陽光なし) | 完全に電力ゼロ | 蓄電分を使用できる |
| 日中の停電(太陽光あり) | 自立運転で限定的な使用のみ | 発電しながら蓄電・使用が可能 |
| 長期停電(2〜3日以上) | 電力ゼロが続く | 太陽光で毎日充電し継続使用できる |
| 平常時 | 電気代の節約なし | 深夜電力を蓄えてピーク時に使用し電気代削減 |
蓄電池は停電が起きると自動で「自立運転モード」に切り替わり、蓄えた電力を家庭に供給します。10kWh前後の蓄電池があれば、照明・スマートフォン充電・エアコン(暖房)を使いながら12〜24時間程度は対応できます。
太陽光発電と蓄電池を組み合わせると、停電中も昼間は発電した電気を使いながら蓄電池を充電できます。晴天日には毎日充電を繰り返せるため、数日〜1週間以上の長期停電にも対応可能です。
北海道の冬は積雪でパネルが覆われることもありますが、傾斜角のある屋根では雪が自然に滑落し、発電を再開できます。
蓄電池は防災目的だけでなく、日常の電気代削減にも活躍します。夜間の割安な電力を蓄電し、電気代の高い時間帯に使うことで光熱費を抑えられます。
FIT(固定価格買取制度)の売電期間が終了されたお客様には特に有効な使い方です。FIT終了後の活用法については、FIT終了後の蓄電池活用のページもあわせてご覧ください。
蓄電池の導入費用は容量・仕様・設置条件によって異なります。以下は北海道での標準的な参考価格の目安です(補助金適用前)。
| 容量 | 費用の目安(設置工事費込み) | 停電時の目安使用時間 |
|---|---|---|
| 6〜7kWh | 100〜130万円 | 8〜12時間(最低限の家電使用) |
| 9〜10kWh | 130〜170万円 | 12〜24時間(暖房を含む使用) |
| 13〜16kWh | 160〜230万円 | 24〜48時間(通常に近い生活) |
※上記は参考価格です。実際の費用はご自宅の状況・設置条件によって変わります。詳しくは無料お見積もりでご確認ください。
防災目的で蓄電池を選ぶなら、全負荷タイプ(家全体に給電できるタイプ)がおすすめです。特定負荷タイプは停電時に使えるコンセントが限られるため、暖房設備など大電力が必要な機器に対応できないことがあります。
詳しくは蓄電池の選び方のページで整理しています。
蓄電池の導入費用は補助金を活用することで大幅に抑えられます。国・北海道・札幌市の補助金はほとんどの場合に併用でき、合計で数十万円の削減も可能です。
経済産業省の委託を受けたSII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)が実施するDR(デマンドレスポンス)補助金は、2026年度も継続が見込まれています。
太陽光発電と蓄電池を同時設置する場合に対象となるケースが多く、設置費用の一部が補助されます。具体的な補助額・公募時期は年度ごとに変わるため、最新情報はSII公式サイトでご確認ください。
札幌市では「再エネ省エネ機器導入補助金制度」として、蓄電池に対して1kWhあたり2万円・上限8万円の補助金を交付しています。
申請は年3回(第1回:5〜7月、第2回:9〜11月、第3回:12〜翌1月)に分かれており、各回の予算に達した時点で受付終了となります。早めの申請が重要です。
補助金は制度ごとに申請条件・対象機器・申請期間が異なります。また、多くの制度で工事着工前の申請が必須です。「設置してから補助金を申請しよう」と考えていると対象外になることがあります。
導入を決めたら早めに施工業者に相談し、補助金スケジュールを確認しましょう。エコテックジャパンでは補助金申請のサポートも行っています。
蓄電池を防災・停電対策として選ぶ際に、特に北海道で押さえておきたい3つのポイントを解説します。
北海道の冬に最低限確保したいのは暖房(ヒートポンプエアコン:500〜1,000W)・照明・スマートフォン充電・冷蔵庫です。
3日間分の備えを考えると、太陽光発電との組み合わせを前提として10kWh前後が一つの目安になります。ご自宅の使用電力量に合わせた容量選びは、無料相談でご提案します。
停電時にどの回路に給電できるかは、蓄電池のタイプによって異なります。全負荷タイプはブレーカー全体をカバーするため、どのコンセントでも使用可能です。特定負荷タイプは接続できる回路が限定されます。
防災目的であれば全負荷タイプが推奨です。
蓄電池は低温環境で性能が低下するものがあります。特に屋外・半屋外への設置を検討している場合は、寒冷地対応モデルを選ぶことが北海道では必須です。
屋内設置でも、暖房の入らない場所(物置・ガレージなど)は低温になることがあります。設置場所の選定も含め、施工業者に相談することをおすすめします。
2018年のブラックアウトを経験し、「次は真冬に停電があるかもしれない」と感じていた札幌市内のお客様。既設の太陽光発電に蓄電池を後付けで導入されました。
実際の施工事例・お客様の声は施工事例ページ・お客様の声ページでもご覧いただけます。
蓄電池の停電・防災対策としての活用について、よくいただく質問をまとめました。
A. 全負荷タイプの蓄電池であれば、停電中もエアコン(暖房)を使用できます。ただし、エアコンは消費電力が大きいため、蓄電池だけでは使用できる時間が限られます。
太陽光発電との組み合わせにより、昼間に充電しながら使用することで、より長時間の対応が可能です。
A. はい、多くの場合で後付け設置が可能です。
ただし、既設システムのメーカー・容量・パワーコンディショナーの仕様によって対応できる蓄電池が異なります。まずは無料相談でご自宅の既設システムをご確認ください。
A. 一般的な家庭用蓄電池の寿命は15〜20年程度です。低温環境での使用頻度や充放電サイクル数によって変わりますが、多くのメーカーが10〜15年の製品保証を設けています。
A. 補助金の種類によります。札幌市の「再エネ省エネ機器導入補助金」は蓄電池単体でも申請できます。一方、国のDR補助金は太陽光発電との同時設置が条件となるケースが多いです。
詳細は申請時に条件をご確認ください。エコテックジャパンでは補助金の確認・申請サポートも行っています。
A. 一般的な住宅用蓄電池の設置工事は、半日〜1日程度で完了します。既設の太陽光発電システムとの接続工事が加わる場合も、多くの場合1〜2日以内で対応できます。
詳しくは無料見積もり時にご案内します。
停電・防災対策のための蓄電池を導入するなら、施工会社選びが非常に重要です。蓄電池は住宅の電気設備と一体化して動作するため、家全体の電気配線を熟知した業者でなければ、本当の意味での「安全な防災設備」にはなりません。
エコテックジャパンは北海道全域での施工実績が7,000件を超えています。
住宅の屋根・電気配線は一軒一軒異なり、蓄電池の設置場所・配線ルートも現場ごとに最適な設計が必要です。豊富な施工実績から培われた経験が、確かな品質と安心の施工を支えています。
エコテックジャパンは太陽光・蓄電池の専門業者ではなく、住宅の電気設備全般を扱う本設の電気工事会社です。
IHクッキングヒーター・エコキュート・エアコン・食洗機など住宅の電気設備すべてを施工しており、分電盤の容量・屋内配線・屋根裏の構造を建物全体として理解した上で蓄電池を設置します。「太陽光・蓄電池だけ扱う業者」とは、家の電気を把握する深さが根本的に異なります。
エコテックジャパンは建設業許可(電気工事業)を取得し、電気工事業工業組合に加入、北海道電力への竣工届登録も完了している正規の電気工事会社です。
業界には組合未加入・電力会社への登録がない業者も存在します。安心・安全な施工のために、依頼前に正規業者かどうか確認することをおすすめします。
補助金の申請手続きは、制度ごとに書類・手順が異なり複雑です。エコテックジャパンでは補助金申請のサポートを行っており、お客様の手間を最小限に抑えながら、使える補助金を最大限に活用できるようサポートします。
この記事の要点をまとめます。
蓄電池の導入は防災対策であると同時に、日常の電気代削減にもつながる長期的な投資です。北海道の冬に安心して暮らすために、まずはエコテックジャパンの無料相談からはじめてみてください。
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