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開く最終更新日:(公開日:2026年11月3日)
エコキュートのお湯が切れたときは、リモコンの「沸き増し」で、タンクにお湯を足せます。パナソニックの案内では、100Lの沸き増しに約1時間かかります。リモコンにエラーが出ている場合や、凍結でお湯が出ない場合は、お湯切れとは別の対応です。冬に起きやすい理由、防ぐ設定、タンク容量の選び方を順に整理します。
寒冷地仕様の選び方・価格相場・補助金は「北海道のエコキュートガイド」にまとめています。

お湯が出ない原因は、大きく3つに分かれます。お湯を使い切った「お湯切れ」、機器の「故障・エラー」、配管や機器の「凍結」です。対処がそれぞれ異なるため、先に見分けます。
| 状況 | 確認すること | 次にすること |
|---|---|---|
| お湯切れ | リモコンの残湯量の目盛りが少ない、または出ていない。入浴や来客のあとに起きた | この記事の「沸き増し」の手順へ |
| 故障・エラー | リモコンにエラーの番号やメッセージが出ている。時間がたっても残湯量の目盛りが増えない | エコキュートの修理か交換か|故障・エラー・お湯が出ない時の対処と判断基準 |
| 凍結 | 外気温が氷点下の日に出なくなった。寒波のあとに起きた | エコキュートの凍結防止【北海道の冬】凍った時の対処と予防 |
お湯切れは、使ったお湯の量がタンクのお湯の量を上回った状態です。機器の不具合ではありません。三菱電機のよくある質問では、リモコンの残湯量表示は、45℃以上のお湯の量を表します。一般的な浴槽(設定湯量が160〜200L程度)なら、目盛りが2〜3あれば、湯はりは可能です。ただし、自動保温や追いだきができない場合があります。
三菱電機は、冬場でも1時間に約40〜60Lの熱いお湯が沸き、7〜8時間でタンク全体が満たされるとしています。7〜8時間たっても目盛りが増えない場合は、お湯漏れの心配もあると案内しています。この場合は、点検が必要な状態で、お湯切れとは別の問題です。
症状の見分けに迷うときは、エラー表示の有無を最初に見ます。エラーが出ていれば、取扱説明書のエラー表示の項目か、上の記事を確認します。

お湯が切れたら、リモコンの沸き増しで、タンクにお湯を足します。操作の名称と画面は、メーカーで異なります。
機種によって、ボタンの名称や湯量の選び方が違います。自宅の機種の操作は、取扱説明書で確認します。
時間の目安は、メーカーごとに前提が違います。数字を並べて優劣を比べるものではありません。
| メーカー | 公表されている目安 | 前提・注記 |
|---|---|---|
| パナソニック | 100Lの沸き増しに約1時間 | 水温や外気温により長くなることがある。表示される湯量は、42℃でお湯を使うときの目安 |
| 日立 | 1時間の沸き上げで、約40℃のお湯が約120L(冬)〜240L(夏) | 使い方のページの記載 |
| 三菱電機 | 冬場でも1時間に約40〜60Lの熱いお湯。7〜8時間でタンク全体が満タン | よくある質問の記載。水温や外気温などで異なる。リモコンの残湯量は45℃以上のお湯の量 |
日立の目安では、同じ1時間でも、冬は夏の半分です。冬は、沸き増しにかかる時間を長めに見込みます。
日立の目安をもとに計算すると、約40℃の湯はり約180Lは、冬で約1.5時間です。日立は、湯はりの目安を約180L/回、シャワーの目安を約10L/分としています。これは計算上の概算で、実際の時間は機種と外気温で変わります。
入浴の時間が決まっているときは、必要な量を見積もって沸き増しの湯量を選び、早めに始めます。

冬は、お湯を使う量が増える一方で、沸かす側にも負担がかかります。
日立は、水温の低い冬は、お湯の使用量が多くなると案内しています。パナソニックの説明も同じで、冬の使用量の増加が、月々の電気代が変わる理由の1つです。同じ人数でも、夏より先にお湯が減ります。三菱電機の試算は、冬の給水温度を9℃としています。コロナの試算は、給水温度5℃が前提です。
日立の目安では、1時間の沸き上げ量は、冬が約120L、夏が約240Lです。パナソニックは、冬は外気温が低く、空気中から得られる熱が少なくなるため、お湯を沸かすのにより多くの電力が必要になるとしています。三菱電機が冬場でも1時間に約40〜60Lとしている点は、上の表のとおりです。
日立の使い方のページでは、工場出荷時の設定を「おまかせ 節約/低温/低」と表記しています。パナソニックも、お買い上げ時の初期設定は「おまかせ節約」です。少なめに沸かす設定のため、使う量が増える日には足りなくなる場合があります。
日立のよくある質問には、お湯をあまり使わず、数日おきに湯はりをする家で、湯はりの日に湯切れする場合があるという記載があります。いつもの使い方とずれた日に、不足が出ます。
コロナは、深夜だけ沸き上げ、かつ沸き上げ湯量が少ない「使いきり」の設定では、多く使う家庭でお湯が足りなくなる場合があるとしています。
お湯切れが続く場合は、設定の見直しと、タンク容量の確認の順に進めます。

お湯が足りない日が続くときは、沸き上げ量のモードを、多めの側に変えます。
多めに沸かすと、使い切れないお湯も出ます。ダイキンは、翌日必要な量のお湯を夜間に沸かし、不足や余分がないようにする使い方を勧めています。
日立は、ふろ湯はり終了後などにタンクのお湯が少なくなると、自動で「湯切防止」が入り、沸き上げを行うとしています。昼間沸き上げの機能についてダイキンは、日中家にいない場合やお湯を使わない場合はオフにすると、電気代の節約につながるとしています。
前日の残り湯を沸かし直すより、新たに湯はりをするほうが省エネになるのは、パナソニックの案内です。三菱電機は、残り湯や水からのわかし直しは、効率が低下し、消費電力量が増える場合があるとしています。コロナは、特に冬期など残り湯が冷たい場合は効率の低下が大きいため、残り湯を排水して、新たに「ふろ自動」で湯はりをする使い方を勧めています。
新たに湯はりをする日は、使うお湯が増えます。日立の目安では、湯はり1回が約180Lです。足りないときは、沸き増しで補います。
入浴中に温めたいときは、追いだきか、高温さし湯を使います(パナソニック)。ダイキンは、追い炊きや自動保温よりも、高温のお湯を足し湯として使うほうが、エネルギー効率が向上するとしています。
旅行などで家を空けるときは、沸き上げの休止設定を使います(パナソニック)。日立の機能は、使用休止の予約とタンク休止です。休止の設定中は沸き上げが止まるため、再開の方法を取扱説明書で確認します。日立は、1か月以上使わないときは、運転を止めて機器と配管の水を抜くよう案内しています。
電気代の面から見た設定は、北海道のオール電化の電気代はいくら?冬の目安と灯油比較でも整理しています。

設定を見直しても足りない場合は、タンク容量が合っていない可能性があります。パナソニック、三菱電機、コロナ、日立が、家族の人数ごとの容量の目安を公表しています。
| メーカー | 容量と世帯人数の目安 | 目安の前提 |
|---|---|---|
| パナソニック | 195L・300L:2〜4人/370L:3〜5人/460L:4〜7人/560L:5〜8人 | 家族の人数や日ごろのお湯の使用量などを考えて選ぶ |
| 三菱電機 | 180L:1〜2人/300L:2〜4人/370L:3〜4人/460L:4〜5人/550L:5〜7人 | 冬期のお湯の使用量の目安(40℃換算)から対応する容量を示す。給水温度9℃。湯はり180L、シャワーは1人約80L、洗面・台所は1人約35L |
| コロナ | 185L:1〜2人/300L:2〜4人/370L:3〜5人/460L:4〜7人 | 湯はり40℃、シャワーは毎分10Lで8分。貯湯ユニット内80℃、給水温度5℃ |
| 日立 | 370L:3〜5人/460L:4〜6人 | 家族の人数を目安に選定。使用量に合う容量を選ぶ |
メーカーごとに前提が異なるため、人数の幅が重なる容量でも、同じ基準とは限りません。三菱電機は主な推奨容量、コロナは同ページの対象容量を載せています。日立は、確認したページに370Lと460Lの目安が示されていました。
三菱電機の試算では、冬期のお湯の使用量の目安は、40℃換算で、1〜2人の世帯が410L、2〜4人が525L、3〜4人が640L、4〜5人が755L、5〜7人が985Lです。5〜7人の世帯の推奨は550Lです。使用量とタンク容量の数字が大きく違うのは、タンクの高温のお湯に水を混ぜ、40℃にして使うためと考えられます。
日立は、お湯の使用量に合ったタンク容量を選ぶことが大切だとしています。三菱電機は、お湯をたくさん使う家族には大きめの容量を勧めています。人数の目安の境目にあたる家や、来客が多い家は、大きいほうの容量も候補です。
コロナは、2世帯住宅などでおふろが2か所ある場合、エコキュートが2台必要になるとしています。

北海道では、冬の寒さが、お湯の量にも影響します。パナソニックの一般地仕様は、最低気温が−10℃までの地域が対象です。寒冷地仕様は、最低気温が−25℃までの地域で使えます。外気温が−20℃を下まわる地域では、屋内設置用のタイプを使い、貯湯ユニットを屋内に置くよう案内されています。
パナソニックは、寒冷地仕様のヒートポンプユニットは−25℃で最高約80℃の沸き上げができるが、タンク全量を沸き上げられない場合があるとしています。厳しい寒さの日は、表示の容量いっぱいのお湯が使えない場合があると読み取れます。
冬の使用量を前提にした目安は、三菱電機の人数別の表です。表は、冬期の使用量の目安に対応する容量を示しています。コロナの目安は、給水温度5℃を前提にしています。
人数のほかに、次の3点を確認すると、容量を決めやすくなります。三菱電機の試算が、この3つの使用量を足し合わせているためです。
機種の選び方は、北海道のエコキュート完全ガイド|価格相場・寒冷地仕様の選び方・補助金【2026年版】に整理しています。容量を替える交換の費用は、エコキュートの交換費用【北海道・寒冷地仕様の相場】工事費込みの目安と補助金にあります。
エコテックジャパンでは、容量の相談を受けるとき、ご家族の人数と入浴の習慣、設置場所を現地調査で確認します。
エコテックジャパンの施工実績は、累計7,504件です(2026年9月時点)。
エコキュートの施工は施工事例、お客様の感想はお客様の声でご覧いただけます。
札幌市清田区でカーポート、太陽光、蓄電池、エコキュートを設置した例は清田区 Y様邸 【カーポート】太陽光+蓄電池+エコキュート設置工事にあります。江別市で太陽光、蓄電池、エアコン、エコキュート、IHを設置した例は江別市 T様邸【太陽光+蓄電池+エアコン+エコキュート+IH】設置工事にあります。
リモコンの「沸き増し」で、タンクにお湯を足します。パナソニックは、浴室リモコンのメニューの「タンク沸き増し」でも操作できるとしています。リモコンにエラーが出ている場合は、お湯切れではありません。故障・エラーの対処を確認します。
メーカーの目安は、パナソニックが100Lで約1時間です。日立は、1時間で約40℃のお湯が、冬で約120L、夏で約240Lです。三菱電機は、冬場でもタンク全体が満たされるまで7〜8時間としています。水温や外気温で、時間は長くなる場合があります。
故障とは限りません。沸き上げ量の設定が少ない場合や、使う量がタンク容量を上回っている場合にも起きます。最初に設定を見直し、エラー表示が出ている場合や、時間がたっても残湯量の目盛りが増えない場合は、点検を依頼します。
冬は、水温が低く、お湯の使用量が多くなるためです(日立)。外気温が低いと空気中から得られる熱が少なくなり、沸かすのにより多くの電力が必要になります(パナソニック)。初期設定の節約モードのままでは、足りない日が出る場合があります。
メーカーの目安では、4人は370Lと460Lの両方の範囲に入ります。300Lも2〜4人の範囲ですが、4人は上限にあたります。パナソニックの目安は、370Lが3〜5人、460Lが4〜7人です。三菱電機の目安は、370Lが3〜4人、460Lが4〜5人です。お湯の使い方で選び、使う量が多い家は460Lを検討します。
エコテックジャパンは、札幌市清田区を拠点に、北海道全域でエコキュートの設置と電気工事を行う会社です。交換時のタンク容量は、ご家族の人数と使い方、設置場所を現地調査で確認してご案内します。今より大きい容量への交換や、沸き上げ設定の見直しも、まずはご相談ください。お見積りフォームhttps://ecotec-j.com/inquiry/、またはお電話 0800-800-1558 で承ります。
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