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太陽光発電の10年後(卒FIT後)は、北海道電力へ売電している家なら、手続きなしで売電が続きます。買取プランの単価は1kWhあたり8.00円(税込、2026年10月9日確認)です。選べる道は、売電を続ける、別の事業者へ売る、蓄電池やV2Hで自家消費を増やす、の3つです。満了日と、余剰電力の量と、夜の電気の使い方で決めます。

住宅用(10kW未満)の太陽光発電は、固定価格での買取期間が10年です。余剰電力の買取は2009年11月に始まりました。最初の満了は2019年11月です。その後は、順次、満了を迎えます。満了月は、売電を始めた月で決まります(資源エネルギー庁のリーフレット、2026年10月確認)。たとえば、2016年11月に売電を始めた家です。満了月は、2026年11月です。
中古住宅の場合は、前の持ち主が売電していた期間も買取期間に含まれます(北海道電力ネットワークの案内文書)。
通知は、電力会社から個別に届きます。北海道電力が買取先の家には、満了の4か月前を目途に、郵送でお知らせが届きます(北海道電力の公式ページ)。通知書の「買取期間満了日」の欄で、満了日を確かめます。通知書は、捨てずに残します。北海道電力以外へ売電している家は、現在の売電先に確認します。買取先は、契約日で分かれます。
契約日が2017年3月31日までの家は、北海道電力が買取先です。満了後は、北海道電力の買取プランに切り替わります。申込みは要りません。単価は1kWhあたり8.00円です。消費税等相当額と、非化石価値相当額を含みます。契約期間は、満了の翌日から翌4月の検針日の前日までです。その後は、1年ごとに自動更新されます。単価は変わる場合があります。変更は、北海道電力のホームページ等で知らされます(2026年10月9日確認)。
契約日が2017年4月1日以降の家は、買取先が送配電事業者の北海道電力ネットワークです(北海道電力の公式ページ)。満了は、早くても2027年4月以降になります。
北海道電力ネットワークの案内文書のサンプルには、満了すると契約が終わると書かれています。続けて売電するなら、売電先を選んで契約します。売電先は、満了までに決めます。売電先が決まらないまま満了した場合、50kW未満の設備は当面、発電を続けられます。その電気は、北海道電力ネットワークの無償引取りになります。無償引取りでは、代金は入りません。無償引取りは、一時的な対応です。設備や運転状況に変更がないことが前提です。

資源エネルギー庁のリーフレットは、満了後の選択肢を2つに分けています。蓄電池、電気自動車、エコキュートなどと組み合わせた自家消費と、小売電気事業者などと相対・自由契約を結んで余剰電力を売ることです。2つは、択一ではありません。北海道電力の公式ページも、蓄電池やエコキュートで使ったうえで余った電力は、買取プランで買い取ると案内しています。使う、貯める、売る、を組み合わせます。
| 選べる道 | 中身 | 手続き | 向く家 |
|---|---|---|---|
| 北海道電力の買取プランで売る | 1kWhあたり8.00円(税込)で買い取られる | 北海道電力が買取先の家は不要 | 今の使い方のまま、売電を続けたい家 |
| 別の事業者へ売る | 事業者ごとの買取メニューから選ぶ(単価は事業者により異なる) | 売電先に申し込む。満了までに間に合わないと、無償引取りになる場合がある | 単価を比べて売電先を選びたい家 |
| 蓄電池を付ける | 昼の余剰電力を貯めて、夜に使う | 工事と、売電契約の変更 | 夜の電気の使用量が多い家、停電に備えたい家 |
| V2HとEVを使う | EVのバッテリーに貯めて、家でも使う | 工事と、売電契約の変更 | EVがある家、EVに替える予定の家 |
| エコキュートを昼に動かす | 昼の余剰電力でお湯を沸かす | 機種によっては設定の変更(メーカーと機種で異なる) | エコキュートがある家 |
決める順番は3つです。満了日、年間の余剰電力量、夜の電気の使い方です。満了日が近ければ、まず売電先を決めます。蓄電池やV2Hは、あとからでも付けられます。
満了の時期は、勧誘が増える時期です。資源エネルギー庁のリーフレットは、誤解を招く説明の例を2つ挙げています。0円買取になるから蓄電池が必要、という説明。今の売電先は買取をやめるから、自社と契約しないと損をする、という説明です。
同リーフレットによると、一時的に買手が不在になることはあっても、新たな単価で売電先と契約すれば、一般に0円買取にはなりません。売電できる事業者は、複数あります。特定の1社と契約しなければ損をする、ということもありません。経済産業省を名乗る電話にも、注意が必要です。不安なときは、消費者ホットライン188です。最寄りの消費生活センターへつながります。訪問販売の見分け方は太陽光・蓄電池の訪問販売と点検商法の見分け方にまとめています。

比べる物差しは、1kWhの値打ちです。
| 1kWhの行き先 | 1kWhあたりの値打ち | 補足 |
|---|---|---|
| 北海道電力の買取プランで売る | 8.00円(税込) | 2026年10月9日確認。変更される場合がある |
| 同プランとエネモプレミアム | 8.00円と、1ポイント(1円相当) | 北海道電力と電気の契約をしている家が対象。現金ではなく、ポイントで付く |
| 昼に家で使う | 31円分の電気を買わずに済む(試算の前提) | エコキュートや家電で使う分 |
| 蓄電池に貯めて夜に使う | 31円分の電気を買わずに済む(試算の前提)。充放電のロスを引く | ロスは機種で異なる |
買電の単価は、1kWh=31円と仮定して試算します。既存コラムの太陽光の売電価格の記事と同じ前提です。北海道電力の従量電灯Bの電力量料金は、2026年11月1日に見直される予定です(2026年10月時点の北海道電力の案内)。実際の単価は、契約プランや使用量の段階、燃料費調整額、再エネ賦課金で変わります。
差を計算します。売れば8.00円。家で使えば31円分の電気を買わずに済みます。差は1kWhあたり23円です(31円−8.00円)。余剰電力のうち年間1,000kWhを、蓄電池を通して夜に使えたとします。差額は年間23,000円です。ここから充放電のロスを引きます。試算の前提は3つあります。買電31円、売電8.00円、年間1,000kWhです。余剰電力量は、毎月の売電量の12か月分で確かめます。
蓄電池の費用は、容量と機種、工事の内容で変わります。回収にかかる年数は、見積もりの総額を年間の差額で割って確かめます。たとえば総額を100万円と仮定すると、年間23,000円の差額では、回収に40年以上かかります(100万円÷23,000円)。差額だけで回収を考えるのは、難しい場合があります。決める材料は、ほかにもあります。夜間の電気代、停電への備え、補助金の有無です。判断の基準は家庭用蓄電池は本当に必要か、選び方と業者の見極め方に、深夜の電気を貯める使い方の試算は蓄電池の電気代節約効果のシミュレーションにあります。売電価格と自家消費の損得は2026年度の売電価格と、自家消費・蓄電池の損益で説明しています。

後付けの確認は、3つです。今のパワコンとの組み合わせ、手続き、補助金です。
パワコンの寿命は、10〜15年が目安です(太陽光発電協会のFAQ、2026年10月確認)。満了を迎える家は、設置から10年です。蓄電池の後付けと、パワコンの交換は、一緒に考えます。
| 後付けの形 | 太陽光のパワコン | 向く家 | 確認すること |
|---|---|---|---|
| 蓄電池を単独で足す | 今のパワコンを使い続ける | パワコンの年数が浅い家 | 蓄電池側のパワコン、設置スペース |
| パワコンを蓄電池対応の型に替える | 蓄電池と一緒に使える型へ交換する | パワコンが10年を超え、交換が近い家 | 交換費用を含む総額、メーカーの組み合わせ |
どちらの形が使えるかは、今のパワコンのメーカーと型番で決まります。メーカーと型番、設置の状況を確認したうえで、組み合わせをご案内します。パワコンの交換を考える場合は太陽光のパワコン交換費用と時期で説明しています。
満了後は、売電先との契約の変更です。北海道電力の買取プランでは、蓄電池の設置を含む設備の変更に、電力受給契約申込書などの提出が必要と案内されています(2026年10月9日確認)。
満了前なら、話が変わります。国への事業計画の手続きも関わる場合があります。資源エネルギー庁の変更手続の整理表(2026年4月1日更新)には「自家発電設備等の設置の有無」の項目があり、蓄電池と、家に電気を供給できる電気自動車が含まれます。どの手続きに当たるかは、設置の時期と設備の構成で決まります。個別の判断は、資源エネルギー庁の窓口(0570-057-333、平日9:00〜18:00)に確認します。
卒FIT事前変更届出は、添付書類が要りません。代行事業者が申請するときだけ、委任状と印鑑証明書が要ります。国への手続きの代行範囲は、施工会社によって異なります。見積もりの段階で、どこまで任せられるかを確認します。
国のDR補助金(家庭用蓄電システム導入支援事業、令和7年度補正)は、2026年5月29日に交付申請額が予算に達し、公募が終了しました。再開の予定はありません。事務局が案内しています(2026年10月確認)。太陽光発電の補助は北海道の太陽光発電の補助金にまとめています。市町村の補助は、自治体ごとに異なります。金額も受付期間も違います。最新の一覧は北海道の蓄電池補助金(2026年度)の国と市町村別一覧で確認できます。

自家消費を増やす手段は、蓄電池だけではありません。電気自動車(EV)とV2H、エコキュートも、昼の余剰電力の使い道になります。
V2Hは、EVのバッテリーを家の電気設備につなぐ充放電設備です。昼の余剰電力を車に貯めて、夜に家で使えます。使えるのは、車が家にある間だけです。日中に車で出かける家では、昼の余剰を貯めにくくなります。対応する車種も限られます。北海道の冬は、低温の影響で、EVの電力の減り方が大きくなる場合があります。低温時の仕様は車種で異なるため、メーカーの案内で確認します。自宅へのEV充電器の設置は自宅のEV充電器の設置費用と補助金で整理しています。
仕組みはV2Hの仕組みと向いている家、蓄電池との使い分けはV2Hと蓄電池の使い分けで説明しています。対応車種の調べ方はV2H対応車種の調べ方、費用はV2Hの設置費用の内訳、補助金はV2Hの補助金の制度と申請の流れで確認できます。
エコキュートは、機種によって、お湯を沸かす時間帯を昼に寄せられます。昼に沸かせば、夜に買う電気が減ります。設定を変えられるかは、メーカーと機種で異なります。たとえばコロナは、2022年6月以降に発売した機種のソーラーモードアプリで、翌日が晴れ予報の場合に昼間に最大80%まで沸かせると案内しています(コロナ公式FAQ、2026年10月確認)。北海道電力は、蓄電池やエコキュートの活用の相談を、ほくでんリビング相談センター(0120-155-680、平日9:00〜17:00)で受け付けています(2026年10月9日確認)。
使う順番は、次のとおりです。昼に家で使う。蓄電池やEVに貯める。それでも余った分を売る。この順だと、値打ちが高い使い方から先に埋まります。

北海道では、冬の発電量が少なくなります。気象庁の平年値(札幌、1991〜2020年)で、日照時間は5月が200.4時間、12月が82.7時間、1月が90.4時間です。降雪の深さの月合計は、12月が113cm、1月が137cmです。5月と12月で、日照時間は2倍以上違います。雪がパネルを覆うと、発電しません。
余剰電力が出るのは、主に春から秋です。冬は、貯める電気が少なくなります。冬に蓄電池を使うなら、夜間の電気で貯める使い方も選択肢です。その場合の単価は、契約プランで変わります。
蓄電池は、設置場所の寒さと積雪の影響を受けます。置き場所で、確認する点が変わります。冬の停電や雪を踏まえた蓄電池の選び方は北海道の家庭用蓄電池ガイドをご覧ください。運転できる温度の範囲は機種で異なり、メーカーの公式ページには、北海道では使用できない機種の注記もあります(ニチコンのESS-U4シリーズ、2026年10月確認)。購入前に、仕様表の運転温度を確認します。積雪・寒冷地での蓄電池の設置の注意点で整理しています。
太陽光だけでは、使えるのは昼です。自立運転で使える出力には、機種ごとの上限があります。夜は、蓄電池かV2Hが要ります。冬の停電は、暖房にも響きます。停電への備えは停電時に太陽光発電と蓄電池が効く理由で説明しています。
パネルは20年以上、パワコンは10〜15年が目安です(太陽光発電協会のFAQ)。満了の時期は、設備を見直す時期でもあります。パワコンの交換が近い家は、蓄電池の後付けと日程をそろえると、工事を一度にまとめられる場合があります。
エコテックジャパンの施工実績は、累計7,504件です(2026年9月時点)。
太陽光発電と蓄電池の施工事例は施工事例、実際にご利用のお客様の声はお客様の声でご確認いただけます。
卒FITは、固定価格での買取期間(住宅用は10年)が終わることです。北海道電力が買取先の家は、手続きなしで、買取プラン(1kWhあたり8.00円、税込)で買取が続きます。北海道電力ネットワークが買取先の家は、契約が終わります。売電先が決まらない間、50kW未満の設備は発電を続けられ、その電気は無償引取りになります。
北海道電力の買取プランは、1kWhあたり8.00円(税込、2026年10月9日確認)です。加えて、エネモプレミアムがあります。北海道電力と電気の契約をしている家は、1kWhあたり1ポイント(1円相当)が付きます。別の事業者の単価は、事業者ごとに異なります。資源エネルギー庁の「売電できる事業者」のページで、北海道を選んで確認できます。
付けないと損をする、とは限りません。資源エネルギー庁のリーフレットは、0円買取になるから蓄電池が必要という説明を、誤解を招く表現として挙げています。新たな単価で売電先と契約すれば、一般に0円買取にはなりません。判断の材料は、3つです。夜の電気代、停電への備え、補助金です。
国への手続きが関わる場合があります。事業計画の変更手続きです。資源エネルギー庁の整理表の「自家発電設備等の設置の有無」の項目に、蓄電池も含まれます。どの手続きに当たるかは、設置の時期と設備の構成で決まります。満了前に付ける予定の家は、先に資源エネルギー庁の窓口(0570-057-333、平日9:00〜18:00)か施工会社に確認します。
満了通知の「買取期間満了日」の欄で分かります。北海道電力が買取先の家には、満了の4か月前を目途に、郵送で届きます。通知書が見つからない場合は、現在の売電先に問い合わせます。
後付けできる場合があります。機器のメーカーと年式、設置の状況で変わるため、現地調査で確認します。用意するものは4つです。設置時期、パワコンの型番、満了通知、パワコンの設置場所の写真です。
まずは、満了日の確認からです。エコテックジャパンは2009年創業です。北海道全域の販売・設計・施工を、自社一貫で行っています。累計施工は7,504件(2026年9月時点)です。無料お見積りはhttps://ecotec-j.com/inquiry/、お電話は0800-800-1558で承ります。
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