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エコキュートの凍結防止は、ブレーカーを切らず、蛇口から少量の水を流し、浴槽の水を残すのが基本です。北海道では11月から備えます。流す量と浴槽の水位はメーカーで違い、ダイキンの案内は1分間に約200ccです。凍った時は、自然に解けるのを待ちます。配管に熱湯はかけません。

冷え込む前に行うことは、ブレーカーを切らない、蛇口から少量の水を流す、浴槽の水を残す、の3つです。どれも、メーカーの公式ページが案内しています。数値は機種で違います。
凍結を防ぐヒーターや運転は、電気が入っていて動きます。ブレーカーは切りません。コロナは、エコキュート、ネオキュート、電気温水器のブレーカーをOFFにしないよう案内しています。パナソニックも、凍結のおそれがある時期は、異常表示が出ても、漏電しゃ断器、配線用しゃ断器、配管の凍結予防ヒーターを「切」にしないよう注意しています。配管の凍結で、故障が広がるおそれがあるためです。凍結防止ヒーターがある場合は、すべてのプラグをコンセントに差し込みます(日立の案内)。
水が動いていると、配管は凍りにくくなります。メーカーが案内するのは、お湯側の蛇口を少し開ける方法です。水は流し続けます。外気温が0℃以下になりそうな日の前日までに行うのが、パナソニックの案内です。ダイキンは、蛇口を1か所、1分間にコップ1杯(約200cc)流れる程度に開け、約30分後に流量をもう一度確認するよう案内しています。
ふろ配管の凍結防止運転は、浴槽に残した水を循環させて行います。浴槽に水がなければ、ふろ配管の凍結防止はできません(日立)。日立の2019年発売以降のモデルは、リモコンの「凍結防止注水実行」で浴槽に水を入れます。蛇口やシャワーで浴槽に水をためると、配管内に空気が残り、循環ポンプが空気を噛んで、凍結防止ができなくなることがあります。「凍結防止中」の表示が出ている間は、残り湯を排水しません。

流す水の量と浴槽の水位は、メーカーで案内が違います。各社の公式ページにある数値を並べます。お手元の機種は、取扱説明書の数値が優先です。
| メーカー | 蛇口から流す水(給水・給湯配管) | 浴槽に残す水(ふろ配管) | そのほかの案内 |
|---|---|---|---|
| ダイキン | 給湯の蛇口を1か所、1分間にコップ1杯(約200cc)程度。約30分後に流量を再確認 | 風呂接続アダプターの上から10cm以上 | 寒冷地仕様の貯湯ユニットは凍結防止ヒーターを内蔵 |
| コロナ | 特に寒さが厳しい時、給湯側を開けて1分間に約400cc(太さ5mm)。サーモ付混合水栓かシングルレバー混合水栓は、レバーを最高温度側にする | 循環口より10cm以上 | ブレーカーを切らない。予防方法は機種で違うため、取扱説明書を確認 |
| パナソニック | 前日までにリモコンの湯温を「水」に設定し、お湯側の蛇口を1分間に約200ml出る程度に開ける(一部機種は「水」設定ができない) | 外気温が0℃以下になりそうな前日に、湯か水をはったままにする(フルオートのみ)。水位の数値は記載なし | 保温工事をしていても凍結することがある。風の強い場所では、脚部化粧カバー(別売)が風よけになる |
| 日立 | 給湯温度を「低温」にし、混合水栓を少し開けて1分間に約200cc。外気温が-10℃以下、または長時間氷点下が続く場合は、補助として1か所から水を出す | ふろ循環アダプター上端より約5cm以上 | 凍結防止ヒーターのプラグをすべて差し込む |
| 三菱電機(公式FAQは2022年3月更新。ヒータは2016年12月掲載の案内) | 蛇口を少し開き、糸引き状態に水を流す(流量の数値の記載なし) | ふろ配管の凍結予防運転のため、アダプターの中心から10cm以上お湯を残す(ふろ自動の機種) | 凍結防止ヒータを使う(据付工事店の施工が必要) |
流す水の量は、ダイキン、パナソニック、日立が約200cc、コロナは特に寒い時に約400ccです。三菱電機は、蛇口を少し開いて糸引き状態に水を流すとしていて、流量の数値はありません(公式FAQ、2022年3月更新)。浴槽の水位は、ダイキン、コロナ、三菱電機が10cm以上、日立が約5cm以上で、基準にする場所もそれぞれ違います。パナソニックのページに、水位の数値はありません。
流した水は、水道の使用量に入ります。一晩(8時間)流した場合の単純計算で、約200ccなら96L、約400ccなら192Lです。水道の単価は市町村で違うため、料金は水道局の料金表で確認します。

北海道では、11月に準備を始めます。気象庁の平年値(1991〜2020年)で、月ごとの日最低気温の平均は次のとおりです。
| 月 | 札幌(石狩地方) | 旭川(上川地方) |
|---|---|---|
| 10月 | 8.0℃ | 4.4℃ |
| 11月 | 1.6℃ | -1.5℃ |
| 12月 | -4.0℃ | -8.0℃ |
| 1月 | -6.4℃ | -11.7℃ |
| 2月 | -6.2℃ | -11.8℃ |
| 3月 | -2.4℃ | -6.1℃ |
表は月の平均です。実際の朝は、これより冷える日があります。11月の平年値は、札幌が1.6℃、旭川が-1.5℃です。旭川は、月平均で氷点下に入ります。札幌が氷点下になるのは12月です。
パナソニックの目安は、外気温が0℃以下になりそうな日の前日までです。三菱電機は、外気温が0℃以下になると、保温工事をした給水・給湯配管でも凍結することがあるとしています。日立は、外気温が-10℃以下、または長時間氷点下が続く時に、補助として1か所から水を出すよう案内しています。札幌市水道局は、水道管の凍結事故が多い時期を12月から2月とし、外気温がマイナス4℃以下になる時は特に注意するよう案内しています。水道管の目安です。メーカーの目安とは別です。
保温工事をしていても、凍結することはあります(パナソニックの案内)。ダイキンの寒冷地仕様は、外気温-25℃に対応し、凍結防止ヒーターを備えます。それでも、外気温が-20℃以下の地域では貯湯ユニットの屋内設置が求められ、-20℃から-25℃ではタンクの全量を沸き上げできない場合があるとしています。寒冷地仕様の選び方は、別コラムの北海道のエコキュート完全ガイドにまとめています。

公式ページが凍結に関わる箇所として挙げているのは、次のとおりです。
凍結の症状として、コロナは次を挙げています。
凍結した状態で沸き上げ運転をすると、F12やF19などが表示されて運転が停止することがあります(パナソニックの案内)。三菱電機は、ふろの湯はりができない時に、P05、または「断水/配管凍結ではありませんか」と表示されるとしています。エラーコードの意味は、メーカーと機種で違います。取扱説明書で確認します。エラー表示が出たときの確認と、修理か交換かの判断はエコキュートの修理か交換かで説明しています。

凍結を疑ったら、次の順で動きます。熱湯は使いません。
公式ページが注意している点は、次の4つです。
F12・H94の解除には、漏電しゃ断器を1分以上「切」にして「入」に戻す手順も、パナソニックが案内しています。上の注意とは別のページの案内です。どちらも公式です。お手元の取扱説明書か、販売店の指示に従います。
敷地内の水道管が凍った場合は、別の手順です。札幌市水道局は、露出した配管と蛇口にタオルを巻き、その上からお湯をゆっくりかける方法を案内しています。直接お湯をかけたり、直火を当てたりすると、破裂や火災の危険があります。札幌市水道局は凍結修繕を行わないため、水が出ない時は、指定給水装置工事事業者へ依頼します。費用は利用者の負担です。
凍結が原因の故障が保証の対象になるかは、メーカーと機種の保証書の免責事項で決まります。保証書で確認するか、購入先に問い合わせます。保証の見方は、札幌のエコキュート業者の選び方にまとめています。

停電中の動作は、機種で違います。三菱電機は、停電時にタンクにお湯があれば給湯できるとしています。ただし温度調節ができず、設定と異なる温度のお湯が出ます。高温のお湯が出る場合もあります。やけどに注意します。混合水栓のハンドルを湯側に全開にして使いません。機種によっては、蛇口からお湯を使えません(水は出ます)。追いだきは、停電時はできません。ダイキンも、停電中は前回の設定温度でお湯を出せないとしています。
コロナは、停電時は安全のため、できる限り機器のスイッチを切るよう案内しています。復電後は操作が必要な場合があります。エコキュートは、時刻が設定されていないと運転しません。一方で、凍結予防では、ブレーカーをOFFにしないよう案内しています。どちらもコロナの公式の案内です。停電が冷え込む時期に長引いた時の手順は、取扱説明書の停電時の項目で確認します。蓄電池で停電に備える場合の考え方は、北海道の家庭用蓄電池ガイドをご覧ください。
冬の停電への備え全体は、北海道のオール電化の電気代と後悔しない対策の「停電したときが心配です」の質問でも触れています。
冬に家を空ける時は、期間で分かれます。パナソニックは、不在が15日以内なら、沸き上げ休止機能を使えるとしています。長期間使わない場合や、凍結のおそれがある場合は、タンクの水抜きを案内しています。約1か月以上使わない場合も、水抜きを案内しています。
日立は、長期の留守では運転を停止して水抜きを行うとしています。水抜きは、凍結のおそれがある時期は販売店か工事店に依頼します(有料)。取扱説明書に載っている水抜きの手順では、凍結を完全には防げず、部品が壊れるおそれがあるためです。0℃以下の環境では、水抜きをしません(パナソニックの注意)。冬に不在にする予定がある時は、出発前に、設置した施工店か販売店へ相談します。

冬の前に、次の点を目で見て確認します。分解はしません。配管にも触れません。気になる箇所は、販売店か施工店に連絡します。
保温材や凍結防止ヒーターの施工は、設置した工事店の判断で決まります。配管の保温と外装、排水の経路、設置場所は、確認する価値があります。施工の見分け方は、資格、寒冷地の実績、保証の視点で、札幌のエコキュート業者の選び方に整理しています。
エコテックジャパンの施工実績は、累計7,504件です(2026年9月時点)。
エコキュートの施工事例は施工事例、実際にご利用のお客様の声はお客様の声でご確認いただけます。
メーカーで違います。ダイキン、パナソニック、日立は、1分間に約200cc(コップ1杯分)が目安です。特に寒さが厳しい時は、コロナが約400ccとしています。三菱電機は、蛇口を少し開いて糸引き状態に水を流すとしていて、数値はありません。お手元の機種は、取扱説明書の数値に従います。
凍ることがあります。パナソニックと三菱電機は、保温工事をした配管でも凍結する場合があるとしています。ダイキンの寒冷地仕様でも、積雪地域でドレンホースを使うと、ドレン水が凍って沸き上げできなくなることがあります。施工の内容が関わります。
配管に直接お湯をかけません。配管やバルブの破損につながるおそれがあるため、コロナは勧めていません。お湯側の蛇口を少し開け、気温が上がって解けるのを待ちます。水が出たら、水漏れがないかを確認してから使います。
タンクにお湯があれば、使える機種があります。三菱電機は、機種によって蛇口やシャワーからお湯を使えるとしています。温度調節ができず、高温のお湯が出る場合があるため、やけどに注意します。機種ごとの手順は、取扱説明書で確認します。
期間で分かれます。パナソニックは、不在が15日以内なら、沸き上げ休止機能を使えるとしています。長期間使わない場合や、凍結のおそれがある場合は、タンクの水抜きを案内しています。凍結のおそれがある時期の水抜きは、販売店か工事店への依頼を、日立が案内しています(有料)。出発前に、設置した施工店か販売店へ相談します。
エコテックジャパンは、2009年創業の電気工事会社です。札幌市清田区を拠点に、北海道全域でエコキュートの販売・設計・施工を自社で行っています(施工実績は累計7,504件、2026年9月時点)。寒冷地仕様の選び方や設置場所のご相談を承ります。工事の可否は現地調査で確認します。他社が施工した機器の点検や水抜きの可否は、機種と現地の状況で変わるため、ご相談時に確認します。お電話 0800-800-1558、またはお見積りフォームhttps://ecotec-j.com/inquiry/からお問い合わせください。
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