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TALK SESSION

対談企画

ともにつくる、これからの暮らし。

太陽光発電に関わる企業や、現場を担うステークホルダーに、
導入の背景や開発の思想、現場で起きている変化、そしてサステナビリティへの取り組みを伺う。
エコテックジャパン・代表の行方匡胤(なみかたただつぐ)との対談を通して、その想いを深掘りしていきます。

vol.12 | 高木商事株式会社 ×エコテックジャパン

高木商事株式会社のご紹介

設備と現場をつなぎ、北海道の暮らしを支える。

高木商事株式会社は、札幌市東区に本社を置き、住宅設備機器、熱源機器、家庭用品、厨房器具の卸売を手がける会社です。住まいに関わる幅広い商品を、販売や施工の現場へ届けています。

高木商事株式会社

代表取締役

高木 章充 様

住まいの設備は、見えないところで
毎日の暮らしを支えている。

行方住宅設備は、普段きちんと動いていることが当たり前で、その役割を意識する機会は多くありません。ただ、ひとたび使えなくなると、暮らしに大きく影響します。太陽光発電や蓄電池も同じで、良い商品があっても、現場へ確かにつなぐ流通の力がなければ成り立ちません。今日は、住宅設備を届ける高木さんと、施工を担う私、それぞれの立場から、北海道の暮らしを支える仕事についてお話しできればと思います。よろしくお願いいたします。

高木様こちらこそ、よろしくお願いいたします。私たちが扱っている住宅設備や熱源機器、厨房器具は、どれも毎日の暮らしに欠かせないものです。ただ、普段はきちんと動いていることが当たり前で、その大切さを意識する機会はあまり多くありません。

行方現場にいると、その感覚はよく分かります。お客様が本当に求めているのは機器そのものではなく、お湯が使えることや、暖かく過ごせること、安心して料理ができることなんですよね。私たちも設備を販売しているというより、その先にある暮らしをつくっているのだと思っています。

高木様そうですね。性能の良い機器であっても、住まいや使い方に合っていなければ、本来の価値は発揮できません。さまざまな選択肢の中から、その現場に合うものをどうつないでいくか。そこに卸売を担う会社の役割があると考えています。

行方取り付ける側も同じです。カタログの数字だけでは分からないことがありますし、同じ機器でも建物の条件やご家族の暮らし方によって納め方は変わります。商品と現場の間をつなぐ視点は、これからますます大切になりますね。

北海道の住まいでは、
「熱」と「電気」を切り離せない。

行方北海道で住まいに関わる仕事をしていると、暖房や給湯は単なる設備ではなく、暮らしを守るための基盤だと感じます。特に冬は、エネルギーをどう確保し、どう無駄なく使うかが、そのまま安心につながります。

高木様熱源機器は、まさに生活に直結する設備です。北海道では気候条件が厳しいからこそ、機器単体の性能だけでなく、建物のつくりや使用環境、日々の使い方まで考える必要があります。安定して使い続けられることも重要ですね。

行方太陽光発電や蓄電池をご提案するときも、発電量や蓄電容量だけを見て決めることはできません。暖房や給湯を含めて、その家でいつ、どれだけエネルギーを使うのかを見なければ、本当に合った提案にはならないんです。

高木様行方さんの現場では、設備を個別に考えるのではなく、住まい全体から組み立てる場面が増えているのでしょうね。

行方増えています。太陽光発電、蓄電池、給湯、暖房を一つずつ切り分けるのではなく、日中につくった電気をどう使うか、停電時に何を動かしたいかまで一緒に考える。お客様の希望を伺いながら、暮らし全体のバランスを整えることが私たちの役割だと思っています。

選択肢が増えるほど、
「つなぐ役割」が重要になる。

高木様住宅設備は種類も多く、求められる機能も細かくなっています。選択肢が増えること自体は良いことですが、現場にとっては、どれを選び、どう組み合わせるかが難しくなります。

行方施工側としても、商品情報が正確に届くことはとても重要です。仕様や納まり、機器同士の相性を事前に把握できれば、提案の精度も施工の確実性も上がります。逆に、そこが曖昧なままだと、最後に負担がかかるのは現場とお客様です。

高木様メーカーが持つ情報と、施工現場で得られる知見。その両方が行き来することが大切です。卸売会社にも、商品を届けることに加えて、必要な情報を整理して現場へ伝える役割があると思います。

行方まさにそこですね。私たちも、実際に施工して初めて分かることを、次の現場だけでなく、卸売を担う会社やメーカーとも共有したい。そうした積み重ねが、より良い商品選びや、施工しやすく安心して使える住まいにつながっていくと思います。

「一番高性能なもの」ではなく、
「その家に合うもの」を選ぶ。

行方私たちは、お客様に必要のない設備まで勧めることはしたくありません。大切なのは、何をたくさん付けるかではなく、そのご家庭に何が必要なのかを見極めることです。

高木様同感です。数字や機能だけを比べれば、高性能なものは分かりやすいかもしれません。ただ、それがすべての住まいにとって最適とは限りません。使う方が無理なく扱えて、長く安心して使えることまで考えて選ぶ必要があります。実際の提案では、どのようなところから見ていくのですか。

行方まず、現在の電気の使い方やご家族の生活時間、屋根や設置場所の条件を確認します。そのうえで、停電時にどの機器を使いたいか、将来EVを検討しているかなど、これからの暮らしも一緒に考えます。同じ家は一つもないので、最初から答えを決めずに組み立てていくことを大切にしています。

高木様商品を起点にするのではなく、暮らしを起点にするということですね。私たちも、現場が必要としている情報や選択肢をきちんと届けることで、そうした提案を支えていきたいと思います。

流通と施工がつながれば、提案はもっと暮らしに近づく。

高木様住宅設備は、メーカーがつくり、卸売会社が届け、施工会社が取り付けて、初めて暮らしの中で使えるものになります。どこか一つだけで完結する仕事ではありません。

行方本当にそう思います。良い商品があっても、現場に合わなければ価値を届けきれない。反対に、施工技術だけがあっても、幅広い商品情報や安定した流通がなければ、お客様に十分な選択肢を提示できません。

高木様それぞれの立場が持つ情報を早い段階から共有できれば、提案も施工も、もっとスムーズになりますね。設備が納まった後にお客様がどう使うのか、その先まで一緒に考えることも大切だと思います。

行方私たちも、取り付けて終わりにはしたくありません。何年か経った後でも「この設備を選んで良かった」と思っていただけることが一番です。エコテックジャパンも、北海道の住まいを知る施工会社として、熱や電気を含めた暮らし全体を見ながら、その家に合う形をつくっていきたいと考えています。

高木様流通と施工は立場こそ違いますが、暮らしを支える目的は同じです。それぞれの強みや情報を持ち寄ることで、北海道で暮らす方々に、より安心につながる選択肢を届けていける。私たちも卸売の立場から、商品と情報を確かにつないでいきたいと思います。

企業情報

高木商事株式会社

所在地: 北海道札幌市東区北15条東5丁目1番38号
事業内容:住宅設備機器、熱源機器、家庭用品、厨房器具の卸売業