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TALK SESSION

対談企画

ともにつくる、これからの暮らし。

太陽光発電に関わる企業や、現場を担うステークホルダーに、
導入の背景や開発の思想、現場で起きている変化、そしてサステナビリティへの取り組みを伺う。
エコテックジャパン・代表の行方匡胤(なみかたただつぐ)との対談を通して、その想いを深掘りしていきます。

vol.11 | 長府工産株式会社 ×エコテックジャパン

長府工産株式会社のご紹介

メーカーと商社、二つの視点で住まいを支える。

長府工産株式会社は、石油給湯機や床暖房システムなどの製造・販売を原点に、太陽光発電、蓄電池、V2H、オール電化製品など、住まいのエネルギーに関わる幅広い製品を扱う企業です。自社で製品を生み出すメーカーとしての技術力と、複数メーカーから最適な選択肢を提案する商社としての情報力。その両方を活かし、販売店や施工会社とともに、全国の暮らしを支えています。

長府工産株式会社

東北支店 営業部 主幹

嶋 英樹 様

住まいのエネルギーを、暮らしに合うかたちへ。

行方本日は、住宅設備機器のメーカーであり、同時に幅広いメーカーの商品を扱う商社でもある長府工産の嶋様にお話を伺います。長府工産様は給湯・暖房分野で培ってきた技術を土台に、現在では太陽光発電や蓄電池、V2Hまで、住まいのエネルギー全体を支えていらっしゃいます。本日はよろしくお願いいたします。

嶋様こちらこそ、よろしくお願いいたします。私たちは、単に製品をお届けするだけではなく、お客様が抱えている課題を伺い、その先の暮らしまで考えたご提案を大切にしています。今日は、住宅エネルギーを取り巻く変化や、地域の施工会社様との連携についてもお話しできればと思います。

メーカーの技術と、商社の提案力

行方長府工産様は「メーカー」と「商社」という二つの顔をお持ちですが、それぞれどのような役割を担っているのでしょうか。

嶋様そうですね。メーカーとしては、石油給湯機や太陽熱温水器、温水式床暖房システムなど、長年にわたり住宅設備機器の開発・製造に取り組んできました。一方、商社としては、自社製品に限らず、太陽光発電、蓄電池、V2H、オール電化など、複数メーカーの製品を扱っています。

行方実際の提案では、メーカーと商社、それぞれの強みがどのように活かされているのでしょうか。

嶋様はい。住まいの条件も、ご家族の暮らし方も、将来の計画も一軒ごとに異なります。だからこそ、特定の製品ありきではなく、市場の動向や製品ごとの特徴を踏まえながら、そのお客様にとって何が最適かを考えることが重要です。メーカーとして製品を深く理解していることと、商社として幅広い選択肢を持っていること。その両方が、長府工産ならではの提案力につながっていると思います。

「創る・蓄える・賢く使う・活かす」を一つの住まいに

行方「創エネルギー」「蓄エネルギー」「省エネルギー」「活エネルギー」を一体で考えることで、これからの住まいはどのように変わっていくのでしょうか。

嶋様これからは、電力会社から供給される電気を使うだけではなく、太陽光発電で電気を創り、蓄電池や電気自動車に蓄え、必要なときに賢く使うことが、より身近になっていくと考えています。さらにV2Hを組み合わせれば、電気自動車に蓄えた電気を住宅で活用することもできます。

行方設備がそれぞれ独立しているのではなく、住まいの中で一つのエネルギーシステムとしてつながっていくわけですね。

嶋様その通りです。電気代への対策、環境への配慮、災害時の備えなど、お客様が重視することはさまざまです。ただ、どの目的であっても大切なのは、導入時だけではなく、その後の暮らしまで見据えて無理のない形で組み合わせることだと思います。

家庭でつくった電気を、家庭で活かす

行方長府工産様は、「エネルギーの家産家消」も掲げています。太陽光発電と蓄電池の役割は、以前よりも大きくなっていますね。

嶋様はい。太陽光で発電した電気を家庭で使い、余った分を蓄電池や電気自動車に蓄える。必要な時間帯や停電時に、その電気を活用する。こうした仕組みが、日々の電気代対策だけでなく、もしものときの安心にもつながります。長府工産では、ニチコン株式会社と協力してつくった、長府工産オリジナルの家庭用蓄電システム「LiB Tower Pro(リブタワープロ)」も展開しています。太陽光発電から始めて、暮らしの変化に合わせて蓄電池やV2Hを後から加えるなど、ご家庭の状況に応じたシステム提案ができることも特徴です。

行方北海道では、停電が冬の暖房や生活全体に直結し、場合によっては命に関わります。寒冷地におけるエネルギー設備の役割を、どのようにお考えですか?

嶋様寒冷地では、給湯や暖房も含めてエネルギーを考える必要があります。平常時の経済性だけでなく、停電時にどの機器を使いたいか、どの程度の電力を確保したいかまで整理したうえで、地域や住宅に合う設備を選ぶことが大切です。

商品だけでなく、提案と販売の現場を支える

行方販売店や施工会社の現場では、今、どのような支援が特に求められていると感じますか?

嶋様太陽光発電の設計や見積り、施工協力店のご紹介、補助金や最新機種の情報提供、必要に応じた勉強会など、さまざまな形で販売を支援しています。新たに住宅エネルギー分野へ取り組む事業者様には、それぞれの状況に合わせて伴走することも、私たちの役割だと考えています。

行方太陽光発電や蓄電池は、商品知識だけで完結するものではありません。住宅の状態を確認し、設計し、安全に施工し、導入後まで責任を持つ必要があります。商社やメーカーから届く最新情報と、地域の現場を知る施工会社の技術がつながって、初めてお客様に安心していただける提案になります。

嶋様まさにそう思います。設備が多様化し、選択肢が増えているからこそ、地域の気候や住宅事情を理解し、確かな施工とアフターフォローを担うパートナーの存在は欠かせません。私たちが持つ製品・市場の情報と、施工会社様が持つ現場力を組み合わせることで、より良い提案をお客様へ届けられると考えています。

「困ったときに思い浮かぶ会社」であるために

行方長府工産様は、「ホームエネルギーのファーストコールカンパニー」を目指す姿として掲げています。この言葉には、どのような思いが込められているのでしょうか。

嶋様住宅設備やエネルギーのことで困ったときに、「まず長府工産に聞いてみよう」と思っていただける存在でありたい、という思いです。製品を販売して終わるのではなく、お客様や販売店様、施工会社様と信頼関係を積み重ね、相談に対して具体的な解決策をお返しする。そうした一つひとつの対応が、安心や信頼につながると考えています。

行方立場は違っても、「目の前のお客様に喜んでいただく」という部分は共通していますね。そのうえで、住宅エネルギー市場の中で、長府工産様が今、最も期待している分野はどこですか?

嶋様特定の一製品というより、太陽光発電、蓄電池、V2H、給湯、暖房などを、暮らし全体の中で組み合わせていく分野です。これから住宅のエネルギーは、それぞれの設備を個別に考えるのではなく、暮らし全体の中で考える時代になっていきます。お互いの強みを活かしながら、地域のお客様にとって本当に役立つ選択肢を届けていければと思います。

住まいのエネルギーを、地域の安心へ

行方本日は、メーカーと商社の両面から住まいを支える長府工産様の役割と、これからの住宅エネルギーについて、貴重なお話をありがとうございました。
太陽光発電や蓄電池を暮らしの中で活かしていくには、製品、情報、提案、施工、そして導入後の支えまでがつながることが大切です。エコテックジャパンも北海道の気候や住宅事情に向き合いながら、長府工産様とともに、安心してエネルギーを使える住まいづくりを支えていきたいと思います。

嶋様こちらこそ、ありがとうございました。住まいのエネルギーを通じて、日々の快適さだけでなく、災害時の安心や持続可能な社会にも貢献していくことが、私たちの使命だと考えています。今後もエコテックジャパン様をはじめとする地域の施工会社と力を合わせ、一つひとつの暮らしに寄り添いながら、地域の安心を支えていきたいですね。

企業情報

長府工産株式会社

所在地: 本社 山口県下関市長府東侍町1-5
東北支店 宮城県仙台市青葉区愛子東6丁目7-47
事業内容:石油瞬間給湯機、太陽熱温水器、床暖房システム、ボイラー関連部品などの製造・販売、太陽光発電システム、蓄電池、オール電化製品、各種住宅設備機器の販売
設立:1980年6月
企業HP: https://chofukosan.com