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コラム

旭川の積雪は年降雪量557cm、構造計算の垂直積雪量は130cm

旭川のカーポート選び|積雪に耐える仕様・価格と旭川市の補助金【2026年版】

2026-10-11

この記事の監修者

行方 匡胤
所属団体 株式会社エコテックジャパン 代表取締役
氏名 行方 匡胤
これまでの経験 札幌市、釧路市、江別市、帯広市、函館市など北海道全域に加え、福島県など道外でも実績多数。「太陽光+蓄電池+V2H」の同時設置や、カーポートタイプ、オール電化(エコキュート・暖房)との連携など、複雑な施工を得意としています。補助金活用からアフターフォローまでトータルでサポートします。 2025年1月家庭用蓄電池の累計販売台数No.1のトップメーカーニチコン株式会社様より全国で初めて感謝状を受領 当サイトのコラムを監修する行方匡胤の詳しいプロフィール・実績・対談は監修者紹介ページをご覧ください。 続きを読む
行方 匡胤
所属団体
株式会社エコテックジャパン 代表取締役
氏名
行方 匡胤
これまでの経験
札幌市、釧路市、江別市、帯広市、函館市など北海道全域に加え、福島県など道外でも実績多数。「太陽光+蓄電池+V2H」の同時設置や、カーポートタイプ、オール電化(エコキュート・暖房)との連携など、複雑な施工を得意としています。補助金活用からアフターフォローまでトータルでサポートします。

2025年1月家庭用蓄電池の累計販売台数No.1のトップメーカーニチコン株式会社様より全国で初めて感謝状を受領

当サイトのコラムを監修する行方匡胤の詳しいプロフィール・実績・対談は監修者紹介ページをご覧ください。
保有資格
エネルギー管理士 / 第二種電気工事士 / 太陽光発電アドバイザー
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公開日:

旭川でカーポートを選ぶときは、旭川市の垂直積雪量130cmを基準に、耐積雪150cm相当以上から検討します。メーカー表示の耐積雪は新雪が基準です。旭川市にカーポート単体の補助金はありません。建築確認申請は、市の案内で車庫やカーポートも原則必要とされています。

旭川の積雪は年降雪量557cm、構造計算の垂直積雪量は130cm

旭川の積雪は年降雪量557cm、構造計算の垂直積雪量は130cm

気象庁の旭川の平年値(1991〜2020年の30年平均)では、年の降雪の深さの合計が557cm、年の最深積雪が89cm、雪日数が151.5日です。降雪の深さの合計は、降った雪の深さを積み上げた数値です。積雪は、地面に積もった深さです。二つは別の指標です。

月 降雪の深さの合計 最深積雪
10月 2cm 2cm
11月 82cm 27cm
12月 158cm 58cm
1月 125cm 72cm
2月 97cm 84cm
3月 80cm 82cm
4月 15cm 33cm
5月 0cm 0cm

気象庁 旭川の平年値(1991〜2020年)。6〜9月は積雪がありません。

降雪の合計が最も多いのは12月の158cmです。最深積雪は2月の84cm、3月の82cmが大きくなります。積雪は春先まで残ります。同じ平年値で札幌は、年の降雪の深さの合計が479cm、年の最深積雪が97cmです。旭川は降雪の合計が多く、最深積雪は札幌のほうが大きい数字です。

建築基準法の垂直積雪量は別の数字

カーポートの強度は、建築基準法施行令(以下、令)第86条の積雪荷重で考えます。積雪荷重は、積雪の単位荷重、屋根の水平投影面積、垂直積雪量を掛け合わせて求めます。垂直積雪量は特定行政庁が規則で定めます。北海道の公表ページ(2026年8月31日表示)では、旭川市は130cm、江丹別地区(春日、嵐山を除く)は230cmです。札幌市は140cmです。

単位荷重は、積雪1cmごとに1㎡あたり20N以上です(令第86条第2項)。ただし、特定行政庁は多雪区域を指定して、別の単位荷重を定められます。北海道の案内では、垂直積雪量100cm未満の区域が多雪区域以外とされ、旭川市の130cmはそれを上回ります。多雪区域の単位荷重は、積雪1cmごとに30N/㎡が通常用いられます(北海道立総合研究機構の資料、2026年10月確認)。旭川市で適用される値は市の規則によるため、次の計算では20Nと30Nの両方を示し、数値は旭川市建築指導課で確認します。

旭川の積雪と太陽光発電の関係は、旭川市の太陽光発電の積雪・寒冷地対策と費用相場で解説しています。

耐積雪の表示は新雪が基準|旭川の計算上の目安は150cm相当

耐積雪の表示は新雪が基準|旭川の計算上の目安は150cm相当

メーカーの「耐積雪100cm相当」「150cm相当」は、雪の比重0.3(新雪)で換算した表示です。1cmあたり30N/㎡です。100cm相当は3,000N/㎡、150cm相当は4,500N/㎡になります(LIXIL公式、2026年10月確認)。LIXILは、数値は目安であり商品保証値ではないとも注記しています。

垂直積雪量130cm(旭川市)と230cm(江丹別地区)に単位荷重を掛けて、LIXILカーポートSTの区分と照らします。結果は次のとおりです。

前提 計算 荷重 荷重を上回る最小の区分
旭川市130cm、単位荷重20N(令第86条第2項の下限) 130×20 2,600N/㎡ 3000タイプ(100cm相当)
旭川市130cm、単位荷重30N(新雪の換算と同じ) 130×30 3,900N/㎡ 4500タイプ(150cm相当)
江丹別230cm、単位荷重20N 230×20 4,600N/㎡ 6000タイプ(200cm相当)
江丹別230cm、単位荷重30N 230×30 6,900N/㎡ STの最大区分(6,000N/㎡)を超える

結論は単位荷重で分かれます。単位荷重が20Nなら、100cm相当でも計算上は足ります。30Nなら足りません。先に確認するのは、旭川市の単位荷重です。確認できるまでは150cm相当以上を目安にすると、どちらの場合も収まります。

雪の重さは比重で変わる

雪は積もるうちに締まり、重くなります。締雪は新雪の約1.6〜1.7倍、ざらめ雪は約2.3〜3倍の重さになることがあります(YKK AP)。150cm相当(4,500N/㎡)は、比重0.5の雪なら90cm分、比重0.7なら約64cm分に当たります。

仮に、旭川の年の最深積雪の平年値89cmが比重0.5の雪だとすると、荷重は4,450N/㎡です。150cm相当とほぼ同じです。100cm相当(3,000N/㎡)では足りない計算になります。構造計算の値ではありません。区分の見方を示す仮定です。

区分はメーカーが型番ごとに公表しています。YKK APのジーポートProは、耐積雪30〜300cm相当まで区分があり、200cm以上に3台用はありません。メーカーごとの違いは北海道のカーポート比較(LIXIL・YKK AP・三協アルミの耐積雪量と費用の目安)にまとめています。

耐積雪別の本体価格と、見積りで確認する費用

耐積雪別の本体価格と、見積りで確認する費用

公的な価格調査は見当たりません。メーカー公式サイトの本体価格で比べます。LIXILのカーポートST(1台用、30-55型、ロング柱25)は次のとおりです(LIXIL公式、2026年10月確認)。

タイプ 耐積雪(表示) 柱 本体価格 ひとつ下の区分との差
3000 100cm相当 4本柱 477,300円〜 (基準)
4500 150cm相当 4本柱 568,500円〜 91,200円
6000 200cm相当 6本柱 624,100円〜 55,600円

表の価格に、折板屋根の価格は含まれません。工事費、基礎、運搬費も別です。税区分は公式ページに記載がありません。差額は表示価格から計算しました。100cm相当から150cm相当へは約9万円、150cm相当から200cm相当へは約5.6万円の差です。本体価格だけでは総額になりません。

見積書で見る4点

  • 屋根材、基礎、運搬、取り付けが、どこまで含まれているか
  • 耐積雪の表示と柱の本数(3000タイプと4500タイプは、4本柱と6本柱から選べます)
  • 建築確認申請が必要な場合に、誰が手続きをして、費用がいくらか
  • 施工できる時期と納期(積雪前に終わるか)

工事費込みの総額は、台数、基礎の条件、屋根材で変わります。エコテックジャパンの旭川での施工価格は、台数、耐積雪の区分、基礎の条件、屋根材を確認して、お見積りでご案内します。道内の2台用の総額の目安は、北海道のカーポート2台用の価格相場にあります。

旭川市にカーポート単体の補助金はない|ソーラーカーポートは条件を確認

旭川市にカーポート単体の補助金はない|ソーラーカーポートは条件を確認

旭川市の補助金一覧(市民向け、令和8年4月1日時点)に、カーポート単体を対象にした補助金はありません。令和3年度の住宅雪対策補助金には、玄関から道路への通路を兼ねるカーポートを対象にした例があります(駐車専用は対象外)。令和8年度は融雪施設の設置工事のみです。関連しそうな制度の確認結果は次のとおりです。

制度 対象 カーポートとの関係 受付状況(2026年10月確認)
住宅雪対策補助金(令和8年度) 融雪施設の設置工事 カーポートの記載なし 受付終了
住宅改修補助金(令和8年度) 省エネ型(窓、外皮断熱など)、維持保全型(屋根、外壁) カーポート、外構の記載なし 受付終了
地域エネルギー設備等導入促進事業補助金(令和8年度) 太陽光発電設備の機器代(1/10、上限10万円) ソーラーカーポートが対象かは、市のページに記載なし 第2回は10月19日必着
みらいエコ住宅2026事業(リフォーム) 省エネ改修 太陽光発電設備の設置工事は対象外と公式に記載 予算上限か2026年12月31日まで

地域エネルギー設備等導入促進事業補助金の対象経費は、機器代のみです。太陽電池モジュールやパワーコンディショナが対象で、架台などの資材費、労務費、工事費、消費税は対象外です。ソーラーカーポートが対象になるか、カーポート本体の費用が対象経費に入るかは、市のページに記載がありません。申請の前に環境総務課へ確認します。市の窓口は環境総務課(0166-25-5350)です。道内の市町村ごとの太陽光の補助は北海道の太陽光発電の補助金にまとめています。

工事業者にも条件があります。旭川市内に本店、支店、営業所を有する事業者、または北海道が実施する太陽光発電及び蓄電池システム共同購入事業の事業者であることです。エコテックジャパンの本社は札幌市です。この補助金を使う工事を検討される場合は、施工業者の条件に当たるかを事前に確認してご案内します。

第2回の公募は2026年10月19日必着で、予算は40万円です。申請が予算を上回る場合は抽選です。交付決定通知の日より前に着工した工事は対象外です。制度全体は旭川市の太陽光発電 補助金・助成金まとめ、費用と発電量は旭川市の太陽光発電の費用・補助金・発電量の完全ガイド、ソーラーカーポートの費用は北海道のソーラーカーポート完全ガイドで解説しています。

カーポートにも建築確認申請が必要になる

カーポートにも建築確認申請が必要になる

旭川市建築指導課の案内(2025年4月1日更新)では、市販の車庫、カーポート、物置も原則、建築物に当たります。屋根があって、柱または壁があるものが建築物だからです。建築確認申請は、工事の着手前に原則必要です。法の根拠は、建築基準法第2条第1号(建築物の定義)と第6条第1項第3号(都市計画区域内などの建築物)です。

例外が一つあります。防火地域と準防火地域の外で増築する場合は、増築部分の床面積の合計が10㎡以内なら、確認申請は不要です(第6条第2項)。床面積は、壁その他の区画の中心線で囲まれた部分の水平投影面積です(令第2条第1項第3号)。たとえば幅3m、奥行5.5mなら約16.5㎡で、10㎡を超えます。

次の3点は、建築指導課の確認事項です。壁のないカーポートで、何を区画とみなすか。住宅と同じ敷地で、増築の扱いになるか。敷地が防火地域や準防火地域に当たるか。物件ごとに判断が分かれるため、申請の前に窓口で確認します。窓口は旭川市7条通10丁目の第二庁舎3階、電話は0166-25-8597です。

YKK APの法人向けFAQに、確認申請の書類が載っています。国土交通省告示第410号・第607号への適合確認書、屋根ふき材の大臣認定書、図面(CAD)の3点です。カーポートは、アルミニウム合金造の建築物として扱われます。書類を誰が用意するかは、見積りの段階で確認します。

確認済証の交付までの期間は、市の案内で平家の住宅が1週間程度です。工事は確認済証の交付を受けた後でなければ着手できません。手続きの流れは、札幌市を例にした札幌市のカーポートの申請手続き完全ガイドも参考になります。

旭川の冬に備える雪下ろし・落雪・工事時期

旭川の冬に備える雪下ろし・落雪・工事時期

YKK APは、積雪が表示の量(100cm地域用なら100cm)を超える前に雪をおろすよう案内しています。多雪地域や湿った雪の場合は、早めにおろします。はしごは使いません。脚立は安定した場所に置きます。片側支持タイプは、強風や積雪が予想されるときに、サポートを必ずセットします。

令第86条第6項に、雪下ろしの慣習がある地方の定めがあります。垂直積雪量が1mを超えても、実況に応じて1mまで減らして計算できます。この場合は、軽減の実況の表示が求められることがあります。雪下ろしを前提にした設計です。旭川市での扱いは、建築指導課で確認します。

落雪と積雪の偏り

カーポートの屋根の雪は、隣地、道路、母屋の屋根へ落ちることがあります。施工会社への確認事項として、隣家への雨水・積雪の落下、設置場所の勾配、家屋や外構への接触が挙げられています(YKK AP)。旭川でも同じです。母屋の屋根に近いと、積雪が偏りやすくなります。令第86条第5項は、屋根面の積雪が不均等になるおそれがある場合に、その影響を考えるよう定めています。

雪下ろしの判断はカーポートの雪下ろしは必要?札幌の判断基準と安全なやり方が参考になります。設置後の後悔は「カーポートはいらなかった」北海道で後悔する理由と設置前に確認することにまとめています。

工事の時期

気象庁の旭川の平年値で、最深積雪は10月が2cm、11月が27cm、5月が0cmです。基礎工事は、積雪と凍結の影響を受けます。積雪前に行うか、雪解け後に回すかを施工会社と決めます。エコテックジャパンの冬期の施工可否と工期は、現地の状況と受付時期を確認してご案内します。冬の設備の雪対策としてはエアコン室外機の雪対策も参考になります。

北海道での施工事例

エコテックジャパンの施工実績は、累計7,504件です(2026年9月時点)。

積雪地でのカーポートの施工事例は施工事例、実際にご利用のお客様の声はお客様の声でご確認いただけます。

よくある質問

Q. 旭川市にカーポートの補助金はありますか

カーポート単体の補助金はありません。2026年4月1日時点の補助金一覧に載っていません。ソーラーカーポートは別です。地域エネルギー設備等導入促進事業補助金(機器代の1/10、上限10万円)の対象になるか、環境総務課(0166-25-5350)に確認します。

Q. 旭川で耐積雪は何cm相当を選べばよいですか

垂直積雪量130cmに単位荷重30Nを掛けると3,900N/㎡で、150cm相当(4,500N/㎡)が目安です。単位荷重が20Nなら2,600N/㎡で、100cm相当でも計算上は足ります。単位荷重を市に確認して決めます。江丹別地区は垂直積雪量が230cmのため、別に検討します。

Q. カーポートの設置に建築確認申請は必要ですか

旭川市の案内では、カーポートも原則として建築物に当たり、確認申請が必要です。防火地域と準防火地域の外で増築に当たり、床面積が10㎡以内なら例外です。窓口は旭川市建築指導課(0166-25-8597)です。

Q. 雪下ろしは必要ですか

積雪がメーカー表示の量を超える前に雪をおろすよう、YKK APは案内しています。湿った雪は早めにおろします。はしごは使わず、不安があるときは施工会社に相談します。

Q. 旭川のカーポートの費用はいくらですか

LIXILカーポートST(1台用)の本体価格は次のとおりです。100cm相当で477,300円〜、150cm相当で568,500円〜、200cm相当で624,100円〜です。折板屋根と工事費は別です。総額は基礎の条件や屋根材で変わります。見積りで確認します。

旭川のカーポートはエコテックジャパンにご相談ください

旭川のカーポートは、垂直積雪量、耐積雪の区分、補助金の有無、建築確認申請の順に確認します。エコテックジャパンは2009年創業で、札幌市清田区を拠点に北海道全域で施工しています(累計7,504件は2026年9月時点)。無料お見積りは、お電話 0800-800-1558、またはお見積りフォームhttps://ecotec-j.com/inquiry/からご連絡ください。