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“北海道企業の経営”に エネルギーという視点を。 - [北海道/札幌]太陽光発電/蓄電池ならエコテックジャパン

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対談企画

ともにつくる、これからの暮らし。

太陽光発電に関わる企業や、現場を担うステークホルダーに、
導入の背景や開発の思想、現場で起きている変化、そしてサステナビリティへの取り組みを伺う。
エコテックジャパン・代表の行方匡胤(なみかたただつぐ)との対談を通して、その想いを深掘りしていきます。

vol.03 | 株式会社財界さっぽろ ×エコテックジャパン

株式会社財界さっぽろのご紹介

北海道経済の「現場」を伝える。

北海道の経済や企業動向を取材・発信する「財界さっぽろ」は、 月刊誌『財界さっぽろ』の発行を通じて、地域企業や経営者の声を伝えてきました。 北海道を拠点に、企業経営や社会の動きを継続的に追い続けています。

株式会社財界さっぽろ 役員 高橋 慶 様

「北海道企業の現場から見える、電気代と経営の関係。」

行方本日は、北海道経済を長年支えてこられた財界さっぽろの役員・高橋様に、地域企業が直面するエネ ルギー課題や再エネへの期待についてお伺いします。普段は企業を取材する立場の高橋様に、今日は逆の立場で“語っていただく”という形式です。よろしくお願いいたします。

高橋様こちらこそ、普段は聞く側なので少し緊張しておりますが(笑)、北海道の企業が抱えているリアルな 現場感をお伝えできればと思います。よろしくお願いいたします。

「北海道企業にのしかかる「電力負担」の現実」

行方企業のお客様から「電気代が経営を圧迫している」という声をよく聞きます。財界さっぽろとして北海道の企業を見てきた立場から、現状をどう捉えていますか?

高橋様北海道は暖房需要が大きく、電力コストが企業経営の固定費の中でも非常に多くを占めると感じています。近年の電気料金上昇に加えて、冬季ピークの負荷増、老朽化した発電所の廃止、化石燃料依存など、複数の要因が企業の負担を増大させています。
特に中小企業では「光熱費の上昇=利益の圧縮」という構図がはっきりしていますね。

行方電力が“経営判断の要素”になっている感覚がありますね。

業種別に見る「北海道ならではのエネルギー課題」

行方特に製造業・物流業・農業など、北海道の主要産業ではエネルギー課題が濃いと感じています。具体的 にどう見られていますか?

北海道の主要産業を長年取材してきた高橋氏は、
業種ごとにエネルギーの課題がはっきりと分かれていると話す。

製造業:止まれば損失、電気は“血液”

高橋様製造業は電力依存度が非常に高い業態です。
・冬季暖房の電力負担が大きい
・工場設備の消費電力が増加している
・電力単価高騰が製品原価に直結
・停電=ライン停止となり甚大な損失
さらに最近では、「取引先から脱炭素化の取り組みを求められる」というケースも増えていると聞いています。

行方そうした要請への対応は、北海道企業にとって大きなテーマですね。

物流業:燃料費+倉庫電力のダブル負担

高橋様物流は“燃料費”と“倉庫電力”の両方の影響を受けます。
・大型冷凍倉庫の電気代が極めて高い
・24時間稼働のため節電が難しい
・停電時は業務停止だけでなく社会的影響も大きい
北海道は食品物流が盛んな地域なので、冷凍倉庫の電力負担は深刻です。

行方大きな屋根面積を活かせる業種なので太陽光の導入効果が高いと感じます。

農業:エネルギーが“生産そのもの”を支える

高橋様農業への影響も深刻なようです。特に施設園芸・畜産は電力に依存します。
・ビニールハウス暖房のエネルギー負担
・畜舎の換気・照明・給餌設備が常時稼働
・搾乳施設・冷却装置の電力消費
・停電が命に関係するケースもある
農家の方々からは「光熱費の上昇が売上に追いつかない」という声を多く耳にします。

行方エネルギー自給できる仕組みの必要性が日に日に高まっていますね。

「北海道企業が「再エネ企業に期待する」3つのポイント」

行方企業側は再エネ企業に何を期待しているのでしょうか?

高橋様私の実感では、大きく3つあります。

➀ コスト削減効果を明確に提示してほしい
業種に合わせて、どれだけ光熱費が削減できるのかを数字で示すことが求められています。

➁ 北海道の気候に合わせた施工品質
雪・寒さ・強風に耐える設計ができ、すぐに対応してくれる“地場企業”であることも重視されています。

➂ 停電への備え(BCP対策)
製造・物流・農業は「止まれない」業種であり、蓄電池の導入によるリスクヘッジも有効だと思います。

行方その3つはまさに弊社が最も重視している点で、地域密着だからこそできる部分だと思っています。

北海道エネルギーの未来像 — 自立・分散・最適化

行方今後の北海道のエネルギー環境はどう変わっていくと考えていますか?

高橋様私は、「企業ごとのエネルギーモデルが構築される時代」に入ると見ています。
・製造業 → 自家消費・高効率設備
・物流業 → 屋根太陽光・大型蓄電・EV化
・農業 → 再エネ熱源+蓄電池による安定化
・オフィス → 脱炭素化で企業価値向上
つまり、“北海道企業がエネルギーを自分で作り、守り、活かす時代”が訪れるのではと感じています。

行方その未来を一緒に創っていきたいですね。

「最後に ―「現場の声」から見える北海道の未来」

行方本日は、北海道の企業が抱えるエネルギー課題について、非常に示唆に富むお話をいただき、ありがとうございました。

高橋様こちらこそ、エネルギーの専門家である行方社長とお話しすることで、北海道の未来を支えるヒントが見えてきました。今後のご活躍にも期待しております。本日はありがとうございました。

企業情報

株式会社財界さっぽろ

所在地: 北海道札幌市中央区南9条西1丁目1番15号

事業内容:

1. 雑誌並びにフリーペーパーの発行

2. 前号に附帯する一切の業務

3. 発行出版物:月刊誌「財界さっぽろ」

企業HP: https://www.zaikaisapporo.co.jp/