COLUMN
コラム
目次
開くいま、私たちが立っている場所は、地球の歴史において極めて重大な分岐点にあります。世界中で記録的な熱波、猛烈な台風、そして予測不能な大雨が頻発しており、地球温暖化は「気候危機」と呼ぶべき段階に達しました。私たちの愛する札幌も、その影響から逃れることはできません。
本稿では、札幌市が発行した最新の「さっぽろ気候変動対策ガイドブック2025年度版」に基づき、この街が直面する現実と、未来を守るための壮大な戦略を、余すところなくお伝えします。
※本記事は、さっぽろ気候変動対策ガイドブック 2025年度版等の公表情報(2025年12月時点)を基に作成しています。最新かつ詳細な条件については、必ず公式HP等でご確認ください。
地球の平均気温は、産業革命前と比較して上昇を続けており、現在は過去1400年間で最も暖かくなっていると報告されています。札幌市においても、年平均気温は100年あたり約2.1℃という、世界平均を上回るペースで上昇しています。
このまま強力な対策を講じずに温室効果ガスの排出を続けた場合、石狩地方では21世紀末までに以下のような事態が起こると予測されています。
これは単に「夏が暑くなる」というレベルの話ではありません。生態系の破壊、農作物の品質低下、熱症リスクの増大、そして甚大な自然災害の常態化を意味します。私たちは今、2030年までの行動が未来を決定するという、極めて重要な「勝負の10年」の中にいるのです。
札幌市は、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボン」を掲げています。実質ゼロとは、人間活動による排出量と、森林などによる吸収量を均衡させることを指します。
その中間地点である2030年度の目標は、温室効果ガス排出量を2016年度比で55%削減するという、非常に高いハードルです。これは、日本政府が掲げる目標(2013年度比46%削減)を実質的に上回る野心的な数字であり、札幌市が「環境首都」として世界をリードしようとする強い意志の表れです。
2022年度の市内排出量は1,022万トンであり、ピークであった2012年度からは減少傾向にありますが、目標達成にはさらなる取組の加速が不可欠です。
札幌のエネルギー消費構造には、北国特有の顕著な特徴があります。家庭における暖房エネルギー消費量は、全国平均の約3倍に達しています。光熱費も全国平均の約1.25倍となっており、この「熱」のコントロールが脱炭素化の鍵を握ります。
札幌市は、住宅やビルの断熱・省エネ性能を究極まで高める取組を支援しています。
排出量の多い「灯油」からの脱却が急務です。札幌市では、高効率なヒートポンプ(電気)やガスへのエネルギー源転換を推奨し、補助制度を設けています。 また、電気の使用量を数値やグラフで確認できる「電力見える化機器」の導入も進めています。市有施設219箇所に設置されており、ピークシフトや節電意識の向上に大きな効果を発揮しています。
大都市・札幌は電力消費量が膨大であり、市内だけで全ての再エネを賄うことは困難です。そこで、北海道全体の豊富な資源を活用する戦略をとっています。
2024年4月から、札幌市は稚内市や北海道電力と連携し、再エネ電力の導入事業を開始しました。
屋根置き型太陽光発電を中心に、初期費用ゼロで設置可能な「PPAモデル(電力購入契約)」の普及を支援しています。円山動物園のカバ・ライオン館などでもこの仕組みが導入されています。
札幌市は、燃焼時にCO2を排出しない水素エネルギーを「脱炭素の切り札」と位置づけています。
自動車からの排出量削減も大きな柱です。2030年までに、市内の自動車保有台数の6割を次世代自動車(EV、FCV、PHV等)にするという意欲的な目標を掲げています。
排出を減らすだけでなく、循環と吸収にも焦点を当てています。
札幌市は、その先進的な取組が評価され、重要な指定を相次いで受けています。
「環境首都」の主役は、行政でも企業でもなく、そこに住む市民一人ひとりです。札幌市では、楽しみながら取り組める様々な機会を提供しています。
札幌市は、市民の皆さんの「最初の一歩」を応援するため、非常に多岐にわたる補助金・融資制度を用意しています。
温室効果ガスを減らす「緩和策」と同時に、すでに現れている影響に対処する「適応策」も重要です。
札幌市が目指す2050年の将来像は、「次世代の子どもたちが笑顔で暮らせる持続可能な都市」です。2008年の「環境首都・札幌」宣言から始まり、私たちは着実に歩みを進めてきました。
気候変動という巨大な課題を前に、一人の行動は小さく見えるかもしれません。しかし、その小さな「Think Green(みらいを想う)」の積み重ねが、やがて街全体の大きな変化となり、地球の未来を変える力になります。
エコテックは、この札幌市の志に深く共鳴し、技術と情熱をもって地域の脱炭素化を全力でサポートしてまいります。補助金の活用や省エネ診断など、どんな些細なことでもご相談ください。
たとえるなら、この脱炭素の取組は、広大な北海道の大地に木を植え続けるようなものです。私たちが今日植えた一本の苗木(取組)は、数十年後には豊かな森となり、降りかかる気候変動の嵐から、私たちの子供たちや孫たちを守る強固な盾となってくれるのです。
共に、世界に誇れる「環境首都・SAPP‿RO」を創っていきましょう。
太陽光発電や蓄電池の導入をご検討中なら、北海道のエネルギー事情を知り尽くした「株式会社エコテックジャパン」にぜひご相談ください。
私たちは札幌市清田区に本社を構え、創業以来16年、北海道全域で再生可能エネルギー設備の普及とメンテナンスに尽力してきました。
| 特徴 | 詳細 |
| 雪国仕様の頑丈設計 | 仁木町の積雪荷重に基づいた厳密な計算を行い、雪の重みに負けない高強度の架台と施工を提供します。落雪リスクの管理も徹底しています。 |
| 補助金申請のフルサポート | 複雑な自治体や国の補助金申請も、専門スタッフがサポートいたします。仁木町のリフォーム補助金活用のご相談もお任せください。 |
| 自社一貫体制の安心感 | 提案・販売から施工、メンテナンスまで全て自社グループで完結。「売って終わり」ではなく、お客様の設備を長く守り続けます。 |
| 圧倒的な施工実績 | 道内での太陽光発電・蓄電池の施工実績は累計6,000件(※)を超えました。多くの実績から得たノウハウで、あらゆる屋根形状に対応します。 |
(※実績数は2024年時点の情報です)
「うちの屋根には何枚乗るの?」「冬の発電量はどれくらい?」といった疑問に、具体的な数字でお答えします。
しつこい勧誘は一切いたしません。まずはご自宅のポテンシャルを知るために、無料シミュレーションをご利用ください。
ぜひ、株式会社エコテックジャパンにお問い合わせください。
最新のコラム
サービス
目次